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大ヒット映画の「ワイルドスピード」シリーズで注目されて人気が再燃した「A80型スープラ」。しかも、後継の「A90型」まで復活。それでも「A80型スープラ」は多くのファンにとって特別の存在。デザイン、パワーユニット共に魅了し続けています。今回のカスタムマシンは、とりわけ特別な存在かもしれません。
目を引くのはエクステリアデザイン。ヴェイルサイド社が描いた“C5コンバットエボリューション”です。市販のコンバットエアロをベースに、フロントウインドウ&テールランプ以外の全パートを作り変えたというカスタムマシン。ボディの造形は全体的に緩やかな曲面で構成され、ヘッドライトはスバルアルシオーネSVXのものを流用。
そして水平開閉式のガルウイングの実装。ただ切った張ったしたのではなく、ドアパネルはショート化し、元々有った下部のパネルはサイドシルと溶接して一体化。ルーフカットによるボディ剛性の低下を補っている。ボンネットも完全なワンオフで、エンジンルーム内の熱気を排出するアウトレットダクトを配備。その形状はボディ全体の雰囲気とのマッチングまで考慮されている。
サイドスカート部のデザインは非常に独特。フロントフェンダー後部のエアアウトレットも綺麗に処理されている。ガルウイング化に合わせて元のドアハンドルはスムージングし、ドアの下部に新設されている。
リヤはファストバックからノッチバックの美しいクーペスタイルへと生まれ変わり、独立したトランク内にはATL製の安全タンクを備える。コンバットウイングが存在感を増しています。マフラーはリヤバンパー内に収められる専用品を装備。ホイールもヴェイルサイドのオリジナルである18インチのアンドリュー。
パワーユニットのの2JZ-GTE型エンジンは、87φ鍛造ピストンにH断面コンロッドとフルカウンタークランクを組み合わせて3065ccまでスープアップ。そこにRX5タービンを2基組み合わせ、720psを発揮させている。
インテリアは、ヴェイルサイドオリジナルのバケットシート&コンバットステアリングを装備。メインメーターは360km/hフルスケールに交換され、ブースト計や燃圧計も備える。