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昨年の2018年に行われた「東京オートサロン2018」においては「restored(リスタート)」社は、「DR30型:スカイラインRS」を出展していました。そして、出展されたパーツで注目されていたのは、「カーボンパーツ(赤黒ツートン下部)」、造形とサウンドに拘っていたエキゾーストシステムでした。
「ハコスカ」は、国産旧車の王道ともいえるモデルですが、その由来ともいえるのはやはりツーリングカーレースにおける「GT-R」の存在が大きいでしょう。国内ツーリングカーレースにおいて無敵の強さを誇った「スカイライン2000GT-R(PGC10 型)」は、4 ドアセダンとして1969 (昭和44) 年に発売されました。 翌1970 年(昭和45 年)には、旋回性能向上と軽量化のためにホイールベースを70mm 短縮した2 ドアハードトップ(KPGC10 型)へ進化。リヤに黒いオーバーフェンダーが純正装着されたハードトップ2000GT-R の姿は、こんにちの愛称で「ハコスカGT-R」といえば誰もが思い浮かべる定番として愛されました。
純粋レーシングカー・ニッサンR380 用エンジンの技術を遺憾なく投入した2ℓ直列6 気筒・DOHC4 バルブの「S20 型」エンジン、大容量100ℓの燃料タンク、リクライニング機構のないバケットシート、快適装備が省かれたスパルタンな内装などの特徴は、セダンからそのまま引き継がれました。 戦闘力を増したハードトップの投入によって、レースではGT-R の勢いに拍車がかかり、1972(昭和47)年3 月、ついに前人未到の累計50 勝を達成。同年10 月のワークス活動休止までに通算52 勝という大記録を打ち立てました。
「1972 NISSAN SKYLINE GT-R(KPGC10)」:スペック
そして、今回「東京オートサロン2019」に出品される「restored(リスタード)」の「ハコスカ」は、1971(昭和46)年式の「日産:スカイライン 2000GT」となっています。注目のカスタマイズは、コンセプトとして「KGC10型:スカイライン2000GT」ノーマルフェンダー風ワイドボディキット装着のGT仕様の車両。「restored(リスタード)」社オリジナルマフラー、エキマニ、ブレーキキット、ボディーパーツを装着しています。