【プジョー406】映画「TAXi(タクシー)」の劇中車が競売に
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「リュック・ベッソン」が製作・脚本、そして「ジェラール・ピレス」監督による1998年の大ヒットカーアクション映画「TAXi」で使用された「プジョー 406」が、オークションに登場するということで注目されています。映画の内容は、もちろんフランスの映画だったので、フランスのマルセイユを舞台にしています。そしてタクシー運転手と新米刑事が強盗団を相手に奮闘するというものでした。
- (出典:www.ferrarilamborghininews.com)
主人公のタクシードライバー・ダニエルと、ちょっとマヌケ(左右もわからない)な刑事エミリアンのコンビが繰り広げ、ダニエルが乗る「プジョー・406」の改造車(イングランドツーリングカー選手権仕様)や、街を疾走する迫力のカー・アクションが見ものでした。映画の中での「プジョー・406」はダニエルの愛車・商売道具として登場していますが、普段は普通のタクシーと変わりないが車内のスイッチを押すとあっという間に改造車(レーシングカー)に変身し、時速200キロ以上でマルセイユの街を突っ走る超速マシンです。エンジンは劇中では最上級モデルのV6 3リッターをチューンしてあることになっていますが、実際はBTCC仕様のためエンジンは2リッターで300馬力程度を発生しているはずです。
- (出典:www.ferrarilamborghininews.com)
ダニエルのタクシーの変形機構は以下の通りとなっていました。
- グローブボックスからコンソールパネルを出し、スイッチを入れる。
- 車体下部からジャッキが展開し、車体が持ち上がる。
- タイヤがフェンダー端ギリギリまでせり出し、トレッドが広がる。
- エアロパーツが車体下部から展開。同時にリアウイングがトランク蓋からせり出す。
- ハンドルを純正のものからスポーツ仕様のものに付け替え、ジャッキが折りたたまれて車体が接地し、変形完了。
今回、オークションに登場する「プジョー・406」は、まさに映画「TAXi」で使用されたエアロパーツが装着されており、ファンにとっては見逃せない個体となっています。
- (出典:www.ferrarilamborghininews.com)
ちなみに当然ではありますが、変形することはなくエアロパーツ装着済みの状態です。予想落札価格は、1,000万円~1,200万円とされています。
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