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2020年の東京オートサロンで「t-get」社のブースで注目されていたカスタムマシンが、「A70 04styleーMIYABIー」のモデル名が付けられている「トヨタ:スープラ(JZA70型)」。開発コンセプトは「速く、そして美しく」をコンセプトに仕上げられたマシン。「A70系スープラ」を選んだきっかけは映画「ワイルドスピード」の影響ということです。最初はドレスアップからスタートし、その後ドラッグレースでのタイムアップのためのチューニングを加えて、17年間かけて理想のマシンを追求しカスタマイズされています。
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エクステリアでのカスタマイズは、ヘッドライトがホンダNSXのリトラクタブルシステムを移植してシャープなフロントフェイスにカスタマイズ。ボディカラーも同じくNSX純正のライムグリーンメタリックでオールペン。エアロパーツはS2製リップにボメックス製のカナード、タカセスタウト製ボンネットという組み合わせ。
サイドステップはS2製で、シザーズドア化で圧倒的な迫力を獲得している。リヤセクションはフルリニューアル。ボトム部はドゥーラック製のバンパーをベースに、アブフラッグ製ディフューザーを追加。ドラッグウイングは純正ラインを生かすように鉄板でワンオフ製作。レクサスLFーAをイメージしたというセンター3本出しのマフラーもワンオフ品。
4連LEDランプを埋め込んだコンビネーションランプ。装着しているホイール&タイヤは展示用の仕様で、フロントがストリート走行用のKrenze LXZ(9.5J×20)に235サイズのニットー、リヤがドラッグ用のWELD(15×8)に27×11.5サイズのフージャードラッグスリックとなっていた。
このマシンは、2015年の東京オートサロンに出展経験があるということですが、当時からさらにレベルアップを果たしている。もっとも大きな変更が、オーバーホールを兼ねて昨年実施されたハイレベルなエンジンチューニング。
3.0Lの「2JZ型エンジン」はHKSピストンと東名コンロッドを組み込んで強化されています。ヘッドにはHKSハイカムが組まれている。組み合わされるタービンはGCGのギャレットGTX2871Rツインで、大容量サージタンクや85φビッグスロットルなど補機類もグレードアップ。そこのNOSシステムも追加して、最高出力850psを絞り出している。
ダッシュボードはA80系スープラのものを加工してインストール。
オプティトロン化したTRDの320km/hスケールメーターと、6連装のデフィ製追加メーターが独自のコクピット感を演出している。ステアリングはモモレース320φ、シートはレカロSR-7をチョイスしている。