【湘南純愛組!】柏屋ジュンジの愛車カワサキZZR1100のスペック

【湘南純愛組!】柏屋ジュンジの愛車カワサキZZR1100のスペック

あわせて読みたい記事:【特攻の拓バイク一覧まとめ】国産海外の旧車・名車・希少車・族車

あわせて読みたい記事:【湘南爆走族】実写版に登場する人物と劇中旧車車種のスペック一覧

あわせて読みたい記事:【ホットロード】バイク車種と春山(登坂広臣)のヨンフォアとCBR

1990年代において「少年マガジン」で人気だった漫画の代表作として「湘南純愛組!」を挙げる方も多いかもしれません。この「湘南純愛組!」や「特攻の拓」、「カメレオン」の影響でバイクやクルマに興味を持って旧車や名車を知り、改造やテクニックを知ったという方も多いのではないでしょうか。今回は、「湘南純愛組!」に登場する「BLUE ROSEの柏屋ジュンジ(かしや)」の愛車「カワサキ・ZZR1100」に注目です。


「湘南純愛組!」:あらすじ

あわせて読みたい記事:【東京リベンジャーズ】キャラクター愛車バイク一覧と仕様スペック

不良の巣窟極東高校を締めていた鬼爆コンビは学校から退学通告を受けるものの、それは自らによる偽装工作であり、今やおたく以下とされるヤンキーから足を洗い、パンピー(一般人)になる為の自主退学。2人は童貞を捨てる事を目標に、与論島でリゾートバイトを始める。その後、辻堂高校に転入した鬼爆コンビはさまざまな不良たちから喧嘩を売られ始め、毎日を喧嘩で過ごし….という流れ。


「柏屋ジュンジ(かしや)」

あわせて読みたい記事:【岩井勇気】愛車の旧車カワサキZRX400ブラックローソン仕様

実写版:林茂憲(Vシネマ)

「BLUE ROSE」のリーダーで、神奈川最大の暴力団の跡取り。四代目韋駄天を乗っ取り、自らの配下に加えた。悪鬼夜行事件の時には仲条の側近として働き、鬼爆の動きを探っていた。そしてジョーイと組んで鬼爆を倒し湘南制覇を狙っていたがジョーイが敗北したため、その野望を諦める。愛車は「ホンダCB750Fインテグラ」と「カワサキZZR1100」。劇中の台詞からかつて真樹京介にバイク勝負を挑んで敗北した(阿久津とはこの時に顔見知りになったものと推測される)。また、志乃美に惚れていた節がある。『GTO SHONAN 14DAYS』では、携帯電話を通して英吉に情報を提供している。


「カワサキ・ZZR1100」:概要

あわせて読みたい記事:【特攻の拓のバイク】芹沢優理のホンダCBR1000XX/SBB

カワサキの最高速旗艦モデルとして、GPZ900R(1984)、GPZ1000RX(1986)、ZX-10(1988)の後継モデルとして1990年に登場したのが「カワサキ・ZZR1100」。パワーユニットのエンジンは、908cc、998ccと排気量を拡大してきた左サイドカムチェーンの水冷直列4気筒エンジン。排気量はリッターオーバー、1,052cc。カウルデザインは、GPZ1000RXにはじまった「ウインカーがカウル左右にウイング状に伸びるデザイン」は、「カワサキ・ZZR1100」にも引き継がれた。カウル先端の「穴」はラムエア吸気の取り入れ口。これは走行風をエンジン吸気の圧縮に活用するシステム。1990年のC1から1992年のC3まで発展したあと(C型)、1993年にフルモデルチェンジ。これ以降のモデルはD型と呼ばれ、D1から2001年のD9まで続いていくことになります。CからDへのモデルチェンジは、ラムエアの強化(カウル先端の吸入口が2つになった)と車体まわりの強化。リアタイヤのサイズが、C型の170/60ZR17から、180/55ZR17(D型)に変更。D1からD9までは、基本的にカラー変更のみ。なお、アメリカでは「ニンジャZX-11」の名称で販売。当初はエンジンの最高出力が147 PSという点が公表されていなかったが、オートバイ雑誌などのテストで高性能を評価されて注目を集めた。水冷4気筒DOHC16バルブ1052 cc、最高出力147 PS / 108 kW (at 10500 rpm)(フルパワー仕様)。エンジン出力147 hp(静止時)。なお、仕向け地によりエンジンの仕様は多岐に渡り、「カワサキお客様相談室」に車体のフレーム番号を問い合わせする事により当該仕向け地の確認が可能となっている。フルパワー(147 PS)が確認されているのは、欧州一般仕様、ギリシャ仕様、オランダ仕様、イタリア仕様、ノルウェー仕様、スペイン仕様、デンマーク仕様、南アフリカ仕様、オーストラリア仕様、北米仕様(カリフォルニア州以外)などである。パワー規制が明確な仕向け地は、フランス仕様(106 PS)、ドイツ仕様(100 PS)、フィンランド仕様(72 PS)、イギリス仕様(125 PS)、北米カリフォルニア州仕様(数値不明)など。高出力のエンジンを搭載して空気抵抗が少ないカウリングを採用したことで最高速度は290 km/h前後に達し、1990年以降、1996年にホンダからCBR1100XXが発売されるまで、世界最速の市販車と評価された。初期モデルのC型は1990年から1993年まで生産され、1993年からモデルチェンジしたD型に移行し、D型は2003年で生産を終了。


「カワサキ・ZZR1100」:スペック/価格

  • 全長 (mm):2165
  • 全幅 (mm):730
  • 全高 (mm):1205
  • ホイールベース (mm):1495
  • シート高 (mm):780
  • 乾燥重量 (kg):233
  • エンジン形式:水冷並列4気筒DOHC
  • 内径(シリンダーボア)(mm):76
  • 行程(ピストンストローク)(mm):58
  • 圧縮比(:1):11
  • 最高出力(PS):147
  • 最高出力回転数(rpm):10500
  • 最大トルク(N・m):11.2
  • 最大トルク回転数(rpm):9500
  • 燃料供給方式:キャブレターCVKD40
  • 燃料タンク容量 (L):16
  • エンジン始動方式:セルフスターター式
  • 点火装置:フルトランジスタ式
  • 点火プラグ標準搭載・型式:CR9E
  • 搭載バッテリー・型式:FTZ14-BS
  • エンジン潤滑方式:ウェットサンプ式
  • エンジンオイル容量※全容量 (L):3.5
  • 推奨エンジンオイル(SAE粘度):10W-40
  • 変速機形式:リターン式・6段変速
  • スプロケット歯数・前:17
  • スプロケット歯数・後:45
  • チェーンサイズ:530
  • 標準チェーンリンク数:110
  • フレーム型式:アルミペリメター(プレス材)
  • ブレーキ形式(前):油圧式ダブルディスク
  • ブレーキ形式(後):油圧式ディスク
  • 懸架方式(前):テレスコピックフォーク
  • フロントフォークタイプ:正立フォーク
  • 懸架方式(後):スイングアーム式
  • タイヤ(前):120/70ZR17(後) 180/55ZR17
  • 新車当時価格:120~130万円(逆輸入車)
  • 現在の中古相場価格:30~50万円

「柏屋ジュンジの愛車カワサキZZR1100」

あわせて読みたい記事:【湘南純愛組!】金子大地の愛車バイクCBX400F弾間龍二仕様

「湘南純愛組」に登場する「柏屋ジュンジ」の愛車はカワサキの大型バイク「カワサキZZR1100」。1990年代前半は、最高時速300km/mと言われて世界最速マシンとして有名でした。フレアパターンのボディカラーにカスタムされておりチューニングはターボチャージャーが装着されたフルチューン仕様でした。

cimashimashimanchu