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大人気カーアクション映画「ワイルドスピード(Fast and Furious)」シリーズ。映画の初期では、多くの日本国産のスポーツモデルが登場していましたが、その中でも代表的な車がブライアン・オコナ―(故ポール・ウォーカー)がドライブした「トヨタ・スープラ(A80型)」でした。
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今となっては1990年代の旧車となりましたが、今回の情報では後継モデルとなるトヨタ・新型「GRスープラ(Toyota Supra)」が次回作となる「ワイルドスピード(Fast and Furious)9」において、登場することがわかりました。ちなみにシリーズ1作目でのストーリーとしては、ドラッグレースに負けたブライアン(故ポール・ウォーカー)がドミニク(ヴィン・ディーゼル)に譲るつもりだった「三菱・エクリプス」が爆破されたため、代わりに用意したスクラップ同然だった車が「トヨタ・スープラ」でした。スクラップ時は「2JZ-GE(NA)」エンジンでしたが、ターボチューン化され、ドミニクの工場で修理しさまざまなチューニングパーツを日本から取寄せ、完成させていきます。完成させた直後に試乗し、ストリートで「フェラーリ・F355GTS」をぶっちぎるパフォーマンスをみせました。実際「ワイルドスピード」の撮影のためにレプリカが5台製作されたといわれています。
次回作の映画撮影中のところが公開された今回のショット、画像で見てもお分かりの通り、「ワイルドスピード」の1作目にて登場した故ポール・ウォーカー氏演じるブライアン・オコナ―が運転していたオレンジカラーの「80スープラ」がベースになっているようです。足元のホイールはもちろんのこと、もしかすると足回りやマフラー、車内のロールケージ、エンジンなども映画仕様で改造されている可能性があるかもしれません。なお、映画において登場した「80スープラ」には、2JZ-GEの排気量3.0L 直列6気筒エンジンを搭載し、ホーリー・パフォーマンス・プロダクツのナイトラス・オキサイドが2本装備されていますが、今回の新型でも同様のエンジン且つ同じカスタムで是非とも復活してほしいところです。ちなみにシリーズ1作目の「トヨタ・スープラ(A80型)」のカスタム内容としてはエンジンは直列6気筒DOHC 3,000ccの「2JZ-GE:220馬力」、また映画と同様に、「ホーリー・パフォーマンス・プロダクツ」のナイトラス・オキサイド(Nos)が2本装備されているが、エンジンにはつながっていないということです。劇中車のモデルとなった「スープラ」は、エンジンがシングルターボ(最高出力:700ps仕様)を搭載、NOS.:ナイトロオキサイドシステム 100ps分も装着しています。また上の画像にもある通り、オレンジカラーの新型「スープラ」が複数台準備されていることから、過激な破壊シーン等も公開されるかもしれませんし、本映画の主役として登場することも期待できるかもしれません。