【ウォリックシャーオークション】日本名車・旧車のスペック・価格

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【ウォリックシャーオークション】日本名車・旧車のスペック・価格

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現在、世界中で人気となっている1990年代の日本のスポーツカー。この度、十数台の日本製パフォーマンスカーが、8月にイングランドのウォリックシャーで行われるクラシックカー・オークションに出品されるということで注目されています。いずれも素晴らしいクルマばかりを集めたこのコレクションには、2台の三菱エボ(ランサー・エボリューション)トミ・マキネン・エディションや、スバル・インプレッサP1、R34日産スカイラインGT-Rなどが含まれるということです。まさにゲームの「グランツーリスモ」を思わせるこれらのクルマの中から、われわれが選んだ10台をご紹介しよう。バーチャルではなく実際に自分のガレージに収めたいなら、8月3日のオークションを見逃してはいけないモデルたちです。


2000年:「日産・スカイラインGT-R Vスペック」

初代スカイラインGT-Rの誕生は1969年にまで遡る。しかし、GT-Rの名前を世界的に知らしめたのは、1989年に登場したR32型だろう。四輪駆動と四輪操舵、そしてRB26型直列6気筒ツインターボによってR32型GT-Rはオーストラリアのツーリングカー選手権を席巻。ホールデンやフォードの勝負する機会を奪ったのだ。ベイサイド・ブルーに塗られた写真のクルマのようなR34型は1999年に発売され、それが最後の「スカイラインGT-R」になった。完全新設計プラットフォームとなって2007年に登場したその後継モデルは、単に「GT-R」と呼ばれる。日本の自主規制により最高出力はR32型と同じ280psとされていたが、実際にはその直列6気筒エンジンはノーマルのままで300psを超えるパワーを発生した。Vスペック・バージョンにはさらに強化された空力性能と高度な四輪駆動システムが与えられている。

予想落札価格:3万ポンド~4万ポンド(約402万~536万円)


1997年:「トヨタ・スープラ」

初代スープラは1970年代、セリカのボンネットを延長して直列6気筒エンジンを搭載した派生モデルとして誕生した。1980年代のA70型になると、標準でターボチャージャーを装備するモデルも登場する。写真のA80型はその後継として1993年に発表された第4世代のスープラだ。ツインターボとなった直列6気筒エンジンは、欧州仕様では最高出力330psにまで高められた。しかし、スープラ・ファンならご存じのとおり、名機2JZ型エンジンは改造すれば1000ps以上を引き出すことも可能だ。ただし、これもよく知られているとおり、実際にそれだけのパワーを発揮させるためには、スロットルを踏み込んでから一服できるくらいのラグを我慢する覚悟が必要だ。

予想落札価格:3万ポンド~3.5万ポンド(約402万~469万円)


2001年:「スバル・インプレッサP1」

インプレッサで欧州の型式認定を取得した唯一の2ドアモデルは、プロドライブが開発を担当したこのP1(プロドライブ・ワン)だ。スバルのラリーにおける活躍を祝して1000台が製造されたこの限定モデルは、同時に日本市場で販売されているパワフルなWRX STIが、英国のスバル・ディーラーで買えないことから注意を逸らすために用意された。とはいえ、日本仕様のWRXはグレー・マーケットを通じて少なからぬ台数が英国に流入している。特徴的なボディキットは、マクラーレンF1のデザイナーとして知られるピーター・スティーブンスによるもの。さらにアイバッハ製スプリングや、チタン・カラーの17インチOZレーシング製ホイール、そして最高出力280psに高められた水平対向4気筒エンジンと、低められたギア比によるパフォーマンスが、当時英国で販売されていた標準モデルのWRXターボ2000との主な違いだ。限定1000台はあっという間に完売した。

予想落札価格:1.6万ポンド~2万ポンド(214万~268万円)


2003年:「マツダ・RX-7」

世界中の自動車メーカーが諦めた後も、マツダは長いことロータリー・エンジンにこだわり続けた。そしてこの最終型RX-7が製造された当時、13Bエンジンはシーケンシャルツインターボを備え、最高出力280psを発生するに至った。2基のターボチャージャーのうち、小さい方はエンジンの低回転時にトルクを補い、大きい方はドライバーを水平線の彼方へ連れて行く。今回のオークションに出品されるスピリットRは、歴代RX-7の中でも最も人気が高い仕様の1つだ。マツダがRX-7の生産を終える直前にわずか1500台のみが製造され、レカロ製シート、ビルシュタイン製ダンパー、アグレッシブなスポイラー、アップグレードさせたブレーキを装備する。

予想落札価格:3万~3.5万ポンド(約402万~469万円)


1990年:「ホンダ・CR-X」

第2世代のホンダCR-Xは1987年に登場。先代との大きな違いは、丸みを帯びたボディワークと、カムテールの後方視界を改善するために採用された垂直のガラス・パネルだ。しかし、最も大きな変更はそのボディの下にある。四輪ダブルウィッシュボーン式サスペンションの採用だ。そして2番目に大きな変更は、発表から2年後に追加されたB16A型エンジンだ。この1.6ℓ直列4気筒ユニットは、ホンダが新開発したVTECと呼ばれる可変バルブタイミング機構を備え、レッドゾーンは8000rpmに設定された。それ以前の1.5ℓエンジンと比べると、最高出力は130psから150psに向上したが、日本仕様の「SiR」ではさらに高い160psを発生する。

予想落札価格:8000~1万ポンド(約107万~134万円)


1997年:「ホンダ・シビック・タイプR」

プジョー106や306ラリーのようないくつかの例外を除いて、1990年代後半になると欧州製ホットハッチはどれも甘口になってしまった。その証拠に、3代目や4代目のフォルクスワーゲン・ゴルフGTIは、無改造で0-100km/hを10秒切ることが難しかったのだ。しかし、日本に目を移すと、例えばこの初代シビック・タイプRを見れば分かるように、ホンダはホットハッチの辛味を高める方法を忘れていなかった。1997年から2000年に製造されていたEK9型シビック・タイプRが、英国で正規販売されたことはなかったはずだ。1595cc直列4気筒自然吸気エンジンはホンダのVTEC可変バルブ・タイミング機構を備え、最大トルクこそ16.3kg-mに過ぎないものの、最高出力は驚異的な185psを8200rpmで絞り出した。0-97km/hを6.7秒で加速する性能だけでなく、赤く塗られたカムカバーとサポート製に優れたレカロシートには興奮させられたものだ。

予想落札価格:8000~1万ポンド(約107万~134万円)


2000年:「ホンダ・インテグラ・タイプR」

表面を炙っただけのステーキのように生々しいDC2型ホンダ・インテグラ・タイプRは、剛性が高められたボディ、比較的軽量な車重、標準装備のリミテッドスリップ・ディファレンシャルによって、英国のB級道路をまさに風のように駆け抜けることができるクルマだ。英国仕様のインテグラは丸型の4灯ヘッドライトを備えていたが、このクルマは日本の後期型と同じ角形ヘッドライトが装備されている。16インチの5穴ホイールは1998年以降、全車に採用された。エンスージアストたちは、このインテグラのコーナリング性能を絶賛する。しかし、コーナーを脱出する際にそのボディを強力にプッシュするVTECエンジンは、依然としてタイプRの最大の魅力だろう。伝説的なB18エンジンは、日本仕様では最高出力200psを8000rpmという超高回転で発生するが、英国仕様はこれより10psほど低く抑えられていた。

予想落札価格:8000~1万ポンド(約107万~134万円)


2000年:「ホンダ・NSX」

ホンダの初代NSXは1990年代当時のミドシップ・スポーツカーの中で、最も速いわけでも、最もパワフルなわけでも、最も美しいわけでもなかった。だからそれほど多くの台数は売れなかった。しかし、そのインパクトは20年前のホンダCB750と同じくらい絶大だった。NSXの高い品質と実用性は、欧州の名だたるスーパーカーに大きな衝撃を与えた。このオークションの出品車両は、稀少で人気が高い(つまり価格相場も高い)マニュアル・トランスミッションの英国仕様で、しかも1997年以降のモデルはエンジンの排気量(3.0ℓから3.2ℓへ)とギアの段数(5速から6速へ)が増えたという長所がある。ブルーのボディ・カラーは第一希望ではないかもしれないが、走行距離は5.3万kmと少なく、同時代のフェラーリF355の約半額で手に入ると思えば魅力的な1台だ。

予想落札価格:4万~5万ポンド(約536万~670万円)


1997年:「三菱・3000GT」

1990年当時の最新技術がぎっしり詰め込まれた三菱3000GTまたの名を三菱GTOは、トヨタ・スープラや日産フェアレディZ 300ZXに対する三菱自動車からの返答だ。ボンネットの下には3.0ℓV6ツインターボ・エンジンが搭載され、英国仕様では最高出力286psを発生。マニュアル・トランスミッションを介して四輪を駆動する。0-100km/h加速は約6秒と非常に速いクルマで、スイッチで切り替えられるエグゾースト・サウンドや、電動可変スポイラーといった、当時としては先進的な仕掛けもたくさん装備されていた。もっとも、そのために車重は増加し、ハンドリングは鋭いとは言えなかった。今回のオークションに出品される車両は正規輸入された英国仕様で、これまで2人のオーナーによって3.7万kmしか走っていない。日本製パフォーマンスカーとしては不人気車かもしれないが、8000~1万ポンドで手に入るならお買い得だ。

予想落札価格:8000~1万ポンド(約107万~134万円)


2000年:「三菱・ランサーエボリューション・トミ・マキネン・エディション」

4年連続で世界ラリー選手権のチャンピオンに輝いたフィンランド人ドライバー、トミ・マキネンの偉業を記念して製作されたエボ・トミ・マキネン・エディションは、あらゆる日本車の中で最もすぐにそれとわかるクルマの1つだろう。機械的な変更は控えめで、ステアリングラックのギア比が速められたことや、レスポンスを改善するためにターボチャージャーに改良が加えられたことくらいだ。しかし、なんといっても最大の特徴は、印象的な赤いペイントとストライプを組み合わせたカラーリングだろう。だが、2500台が限定生産されたエボ・トミ・マキネン・エディションの中で、赤いボディ・カラーはわずか500台しかなく、ストライプも実はオプションだったことはご存じだろうか?われわれにとって、トミ・マキネン・エディションといえば赤いボディにストライプ入りしか考えられないが、カラーリングにこだわらず、それより少しでも低予算で手に入れたいと思うなら、同じオークションに白いボディにストライブなしの車両も出品される。こちらなら、5000ポンド(約67万円)ほど安い金額で落札できそうだ。

予想落札価格:1.5万~2万ポンド(約201万~268万円)

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管理人:CIMASHIMA

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幼い頃に近所にあったDR30スカイラインのスーパーシルエット仕様に衝撃を受けて、車の魅力に取りつかれる。その後、行きつけの駄菓子屋のオバちゃんが910ブルーバードnismoバージョンを購入し車好きが加速。そして、憧れだったDR30を免許取得後に購入し、イジって乗り回すもエンジンブローで最期を迎えてしまう。今となっては思い出となるも旧車やカスタムマシンなど、今も気になるマシンは数知れず。そんな世界の名車やカスタムマシンたちの情報をお届けするブログです。

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