【SSC トゥアタラ】 世界最高速記録に挑むシェルビーのマシン

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【SSC トゥアタラ】 世界最高速記録に挑むシェルビーのマシン

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「シェルビー・スーパーカーズ(SSC)」が「トゥアタラ」の市販モデルを公開しましたが、これは、ペブルビーチでコンセプトカーを発表してから実に7年という経過を経てのことでした。そして、驚かされるのはエクステリアデザインだけでなくエンジンのスペックまで、コンセプトで約束した通りのクルマになっているということでしょう。ボディはベルトーネ「MANTIDE」 、フェラーリ「P4/5 ピニンファリーナ」、サーブ「フェニックス」コンセプトを手がけた「ジェイソン・カストリオタ」氏による当初のデザインから、ほとんど変わっていないというのです。戦闘機のようなコックピットにロケットのようなノーズを持ち、リアのウイングレットは1959年型キャデラックのような派手なスタイリングとなっています。「シェルビー・スーパーカーズ(SSC)」によれば、このクルマの空気抵抗係数は0.276と、ブガッティ「シロン」やケーニグセグ「アゲーラ」、ヘネシー「ヴェノム F5」よりも抵抗が少ないということなのです。コンセプトカーから唯一大きく変わったのは車体後部で、奥に隠しているモンスター級エンジンの熱を逃がすためのグリルが拡げられている点でしょう。

エンジンは排気量5.9リッターのV8ツインターボで、ゼネラルモーターズやフォード、モパーのV8エンジンの高性能化を得意とする「ネルソン・レーシング・エンジン」と共同開発したものを搭載しています。2基のターボで加圧された空気は2基の水冷式インタークーラーに送り込まれ、燃料はシリンダーごとに2つずつ備わるインジェクターから供給される。最大回転数8,800rpmに貢献するフラットプレーンのクランクシャフトも特徴です。このエンジンが発揮できるパワーには2つの数字が提示されています。1つは同社が2011年に示したものと同じ1,350hpで、これはオクタン価91のガソリンで実現しているようです。もう1つはエタノールを主原料とした代替燃料「E85」を使用した場合の数字で、なんと1,750hpにもなるということです。このパワーは7速セミオートマチック・シーケンシャル・ギアボックスを介して後輪を駆動します。「シェルビー・スーパーカーズ(SSC)」は、この「トゥアタラ」で最高速度の世界記録を塗り替えると宣言しているようです。同社によれば目標として「300mph(約482.8km/h)」には達する自信があるそうで、もし実現すれば、より空気抵抗が大きなケーニグセグ「アゲーラRS」の277.9mph(約447.2km/h)という記録を越えることになるのです。この300mphという数字はヘネシーがヴェノムF5で目指している速度と同じです。「トゥアタラ」の先代モデルにあたる「アルティメットエアロ」が、ブガッティの「ヴェイロン」を負かし、最高速度の公式世界記録を2000年代半ばから後半にかけて保持していた実績を考えると、「シェルビー・スーパーカーズ(SSC)」による今度の挑戦も可能性があると考えることができるでしょう。

同社はアメリカのワシントン州ウエストリッチランドの工場で、「トゥアタラ」を生産する準備が整ったとしているので、最高速度記録に挑戦する日もそれほど遠い未来の話ではなさそうです。既に何台か予約が入っており、当初の計画よりも生産台数は増えることになりそうだということです。2011年に「シェルビー・スーパーカーズ(SSC)」は、最大で40台の生産を予定していましたが、現在ではこれを100台に引き上げる計画だということです。価格は公表されていないが、2011年の話では100万ドルを超えるだろうとのことでした。それから7年間の物価上昇率を考えると、さらに高額になっていることは間違いないといえるでしょう。

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管理人:CIMASHIMA

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幼い頃に近所にあったDR30スカイラインのスーパーシルエット仕様に衝撃を受けて、車の魅力に取りつかれる。その後、行きつけの駄菓子屋のオバちゃんが910ブルーバードnismoバージョンを購入し車好きが加速。そして、憧れだったDR30を免許取得後に購入し、イジって乗り回すもエンジンブローで最期を迎えてしまう。今となっては思い出となるも旧車やカスタムマシンなど、今も気になるマシンは数知れず。そんな世界の名車やカスタムマシンたちの情報をお届けするブログです。

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