【SEMAショー2018】FCA/スピードコアのチャージャー改

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【SEMAショー2018】FCA/スピードコアのチャージャー改

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世界で最も注目されるカーイベントの一つが「SEMAショー」です。毎年、カスタマイズされた名車、旧車から最新モデルまで多くのカスタムマシンが発表されます。この度、注目のモデルを紹介です。


「SpeedKore Performance・チャージャー エヴォリューション(1970)」

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まずはアメリカのウィスコンシン州に拠点を置く「SpeedKore Performance」社です。この会社は、カーボンファイバーの加工カスタム内容を得意とするカスタムチューナーです。2017年においては「SEMAショー 2017」に、ボディをカーボンファイバーで軽量化した「ダッジ・チャレンジャー SRT デーモン」を発表していましたが、今回の「SEMAショー2018」にはフルカーボン仕様のカスタムボディに「ダッジ・チャレンジャー SRT デーモン」のエンジンを搭載した​​​​​​1970年型の「ダッジ・チャージャー エヴォリューション」を発表しています。この「ダッジ・チャージャー エヴォリューション」は、世界中で大ヒットを記録している映画『ワイルド・スピード』シリーズでも使われた「SpeedKore Performance」社の「チャージャー タントラム」をさらに改良したことからこの名前が付けられたということです。「ワイルド・スピード:チャージャー タントラム」は、カーボン・コンポジット製のボディに、「マーキュリー・レーシング」の排気量:9.0リッターツインターボエンジンを搭載しており、パワースペックは最高出力:1,650hpを発生していた。それに対して「ダッジ・チャージャー エヴォリューション」は、コンセプトを実用性を重視しているために「ダッジ」社の「チャレンジャー SRT デーモン」用のエンジンをチューンし996hpとしています。

今回のチューニング内容としては、より小型のスーパーチャージャー・プーリー、大容量の燃料噴射システム、特製コールド・エアインテーク、ステンレススチール製のヘッダーにSLPマフラーを装着したカスタム・エキゾーストなどが含まれています。「Dailey Engineering」のドライサンプ・システム、改良したオイルクーラー、「Saldana」製ラジエーターも装着されています。しかも、「ダッジ・チャージャー エヴォリューション」はカーボンファイバーが使用されたことで車体はさらに軽量化されています。そのために目標として「SpeedKore Performance」社は、車重を「3,200ポンド(約1,451kg)」に抑えるようにしていたようです。実現するため施された軽量化の内容は、カーボンファイバー製ボディにアルミ製フロアとスチール製ロールケージ、2×3インチのスチール製ボックスフレームを組み合わせています。またファイアウォール、トランスミッション・トンネル、ラジエーター・シュラウドもアルミ製が採用されましだ。「SpeedKore Performance」社の「オートクレーブ(成形窯)」は、1ピースのルーフやボンネット、クォーター・パネルを焼き上げるのに十分な大きさにしてあります。無塗装のカーボンファイバー製ボディは、褪色を防ぐためクリアコートが施されています。

ドア・ハンドルや燃料キャップ、グリルにはビレット・アルミニウムを使用し、これらは全て「HRE」製のホイールと合うようにブロンズ・ニッケル・コーティングが施されています。ブレーキは「ブレンボ」製で、キャリパーはフロントが6ピストン、リアが4ピストンをそして。サスペンションには「Penske」製の調整式コイルオーバーを組み込み、前19×10インチ、後20×10インチのホイールに「ミシュラン」製「パイロットスポーツ2」タイヤを履かせています。


「FCA・スーパー・チャージャー(1968)」

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「FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)」は、「1,000馬力のクレート・エンジン(主に載せ替え用として単体で販売されるエンジン)」を発表しましたが、そのエンジンを搭載したカスタマイズされた1968年型の「ダッジ・チャージャー」を「SEMAショー2018」において発表しました。このモデルは50周年を迎えることから選ばれており、モデル名も「スーパー・チャージャー」と改められ、全てにおいて大幅にチューンされています。


「パワーユニット」

カスタム内容において注目すべきポイントは、「FCA」のパーツ&サービス部門である「MOPAR」から提供される「ヘレファント」エンジンです。1968年型の「ダッジ・チャージャー」が搭載していたV型8気筒の「ヘミ」エンジンの第三世代に当たる現行のV型8気筒エンジンをベースに、大容量スーパーチャージャーを追加するなど様々な改良が施された新型エンジンは、オクタン価93のガソリンで最高出力1,000hpと最大トルク1,288Nmを発揮する仕様となっています。これに現行モデルの「ダッジ・チャレンジャー SRT ヘルキャット」用6速マニュアル・トランスミッションが組み合わされています。


「エクステリアデザイン」

エクステリアデザインは、フロントの全面にわたるワイドな一体型グリルはオリジナルのままですが、普段は隠されていて点灯時にグリルの一部が開く格納式ヘッドライトに替わり、グリルの裏側に現行型の「ダッジ・チャレンジャー SRT ヘルキャット」のヘッドライトを装備しています。ボンネットにはヘレファント・エンジンに空気を送るダクトが設けられています。ドアのアウター・ハンドルやルーフのレインレールは削り落とされ、三角窓も取り除かれています。フロントのスプリッターは「ダッジ・チャレンジャー SRT デーモン」から、リア・スポイラーは現行の「ダッジ・チャージャー R/T」からのアイデア。給油口は小さな「M」の文字が並ぶブルーのバックに「ヘレファント(Hellephant)」を模ったアルミ削り出しのバッジが装着されています。ボディと同じグレー・メタリックで塗られたオーバーフェンダーによって全幅は「4インチ(約10cm)」拡幅されており、フロントに20 x 11インチ・ホイールと305/30R20タイヤ、リアには21 x 12インチ・ホイールと315/35R21タイヤを装着しています。


「インテリアデザイン」

インテリアは、「SRT・デーモン」同様に後部座席は取り除かれ、サイド・ウィンドウに合わせてデザインされたロールケージが目立たないように装備されています。メーター類は「MOPAR」のカタログに掲載されている製品が採用されています。ステアリング・ホイール中央には「ヘレファント(Hellephant)」のバッジが付き、シートは赤いステッチ入りのアルカンターラで張り替えられていますが、いずれも「ダッジ・ヴァイパー」から流用されたパーツが装着されています。


「サスペンション/ブレーキ」

サスペンションシステムは、1968年製のブレーキからブレンボ製の6ピストンに変更されており制動力も高められています。車高はフロントで「3.5インチ(88.9mm)」、リアで「2.5インチ(63.5mm)」低くされています。そして、シャシーに手が加えられており、実はホイールベースが伸長されています。前輪はオリジナルより「2インチ(50.8mm)」も前方に移され、フロントのオーバーハングが短くなっているのです。そして、テールライトも変更されており、オリジナルと形状は同じであるものの、丸い部分がエキゾーストのアウトレットになっているのです。このエキゾースト・チップは「アルファ ロメオ・ステルヴィオ」と同じものが装着されています。

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管理人:CIMASHIMA

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幼い頃に近所にあったDR30スカイラインのスーパーシルエット仕様に衝撃を受けて、車の魅力に取りつかれる。その後、行きつけの駄菓子屋のオバちゃんが910ブルーバードnismoバージョンを購入し車好きが加速。そして、憧れだったDR30を免許取得後に購入し、イジって乗り回すもエンジンブローで最期を迎えてしまう。今となっては思い出となるも旧車やカスタムマシンなど、今も気になるマシンは数知れず。そんな世界の名車やカスタムマシンたちの情報をお届けするブログです。

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