【RUF CTR】ポルシェベース初代モデルのルーフの価値が高騰

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【RUF CTR】ポルシェベース初代モデルのルーフの価値が高騰

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初代モデルの「ルーフ・CTR」がオークションに登場する予定ですが、その予想落札価格はなんと「1億1,000万円から1億3,000万円」という高額な価格ということで注目されています。そもそも「ルーフ(RUF)」社というのは、「ポルシェ」社からパーツ供給を受け、それを独自の理論と技術に基づいて加工・組み立てを行う「自動車メーカー」でした。「ポルシェ」社のクルマをチューンすることも多いために「チューナー」だと思われがちではありますが、実際はちゃんと登録された「自動車メーカー」で、一つの独立したメーカーとして扱う方が正しい、と考えることが出来るメーカーなのです。

なお、「ワイルドスピード スカイミッション」で一躍有名になった「ライカン・ハイパースポーツ」というハイパーカーがありますが、そして、その後継モデルとなる「フェニア・スーパースポーツ」を考えてみると、実は「ルーフ製」のエンジンを搭載していました。実際に「ポルシェ」社の水平対向6気筒がベースとなっています。その車体構造や内装は「ルーフ・CTR3」によく似ていて、よってこれらの設計や製造は「ルーフ」社が強く関与していると考えることができます。

そのようなカスタマイズメーカーの「ルーフ」について振り返ってみると、1987年に発表した「初代CTR(今回オークションに出品されるクルマ)」は当時世界最速であった「フェラーリ・F40」の最高時速:323km/h(実測)を超える最高時速:340km/hを叩き出したうえ、その後も改良型が最高時速:342km/hと記録をさらに更新し、最高速だけではなくニュルブルクリンクのラップタイム最速記録を塗り替えるなど運動性能の高さも証明しました。

その際に使用された個体が明るいイエローにペイントされていたことから「イエローバード」と呼ばれるようになっており、その後「ルーフ」社は2017年に「CTR 2017」としてボディカラー、ルックスともに初代モデルの「CTR」への敬意を払ったモデルを発売しています。

なお、「CTR」は「カレラ・ターボ・ルーフ」の略で、エンジンは水平対向3.4リッター(ボアを拡大している)を搭載しています。名称の通りターボをツインで装備し最高出力:710psが公称値となっていますが、「ルーフ」の提示する数字は「最低保証値」で、いかなる悪条件でも「出せる」数字ということです。
よってよりよい環境(というか普通の環境)であれば、公称値よりもかなり良い数字が出た、とされています。なお、「ポルシェ」として生を受けた個体がのちに「ルーフCTR」として生まれ変わったケースもあるようです。「ルーフCTR」のスペックは下記の通りとなっています。

全長 × 全幅 × 全高:4,151mm × 1,692mm × 1,310mm
車両重量:1,150kg
エンジン形式:3.4リッター水平対向ツインターボ仕様
最高出力::469ps
トランスミッション:5MT(のちに6MT化)
最高速度:343km/h
0-100km/h加速:4.1秒

「ルーフ」社は、エアロダイナミクスを向上させるメーカーとしても知られ、特にドアミラーなどのに関しては「最小限」のデザインあ採用されています。

「ルーフ(屋根のほう)」にある雨どいも削って空気抵抗を減らし、さらにベースは「911ターボ」なのに空気抵抗を嫌って(ターボ用のワイドボディではなく)ナローボディを採用していることです。

各種の調整スイッチです。

現在、空冷世代の「ポルシェ・911」はどんどん価値を上げており、さらには「ジンガー」はじめとする空冷911のカスタム人気も加熱している状態です。加えて「ジンガーDLS」や「ルーフCTR 2017」というクルマの登場もあり、そのルーツとも言える初代CTRは今後も価値が上がることはあれど、下がることはまずないというのがポルシェファンの考えということになります。

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管理人:CIMASHIMA

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幼い頃に近所にあったDR30スカイラインのスーパーシルエット仕様に衝撃を受けて、車の魅力に取りつかれる。その後、行きつけの駄菓子屋のオバちゃんが910ブルーバードnismoバージョンを購入し車好きが加速。そして、憧れだったDR30を免許取得後に購入し、イジって乗り回すもエンジンブローで最期を迎えてしまう。今となっては思い出となるも旧車やカスタムマシンなど、今も気になるマシンは数知れず。そんな世界の名車やカスタムマシンたちの情報をお届けするブログです。

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