【RMオークション】日本の旧車も出品され世界的人気で価格が上昇

この記事は2分で読めます

【RMオークション】日本の旧車も出品され世界的人気で価格が上昇

あわせて読みたい記事:【西部警察 ガゼールオープン】 石原裕次郎の愛車のスペックとは

あわせて読みたい記事:【トヨタ2000GT SCCA】3台のシェルビーレーシング仕様

あわせて読みたい記事:【シルエットフォーミュラ】火を噴く日産ターボ軍団グループ5仕様

開催されるたびに興味深い、そして大変貴重な車が出品され、高額で落札されることで知られる「RMオークション」ですが、今回はアメリカのインディアナ州で行われました。「RMオークション・オーバーンスプリング」として5月11日から12日に行われましたが、今回のオークションには278台が出品されました。その中でも注目された出品車の中には日本の旧車も含まれていました。


「1972年式:ダットサン240Z」

  • (出典:webcartop.jp)

日本国産旧車の王道ともいえる「ダットサン(日産)」の「240Z(国内ではフェアレディ240Z / S30型)」が登場していました。海外でも人気の「240Z」ですが、予想落札価格は、166万4,550円から221万9,400円というものでした。では、実際の落札価格はというと下記のようになっていました。
落札価格:268万5,474円

  • (出典:webcartop.jp)

予想落札価格を上回った「ダットサン・240Z(日本名:日産・フェアレディZ / S30型)」は、日本でも人気の1台です。この個体は全塗装こそ施されているものの、ほとんどオリジナルを保っている個体ということが評価されました。日本では同年式を購入しようとすると現在の中古車相場は、400万円からASKといった値付けとなっているようです。


「1966年式:バットモービル レクレーション“5”」

  • (出典:webcartop.jp)

テレビドラマの「バットマン」に登場した「バットモービル」のレプリカが出品されました。シリアルナンバー「5」を付けられたこちらの車両はスチールボディのクルマとなっています。ちなみにシリアルナンバー「1」~「4」までがFRPボディで製作され、シリアルナンバー「5」のみがスチールで造られたという希少な1台となっています。プロモーションカーとしてアメリカなどでツアーを行っていたという個体です。これまで4人のオーナーが所有し、かつては「ジョージ・バリス(バットモービル号のデザインをした本人)」も乗っていたストーリー性の高い1台となっています。しかしながら予想落札価格を下回る落札価格は1,831万4,835円というものでした。稀少性からしても購入した人は、非常に価値ある個体とされています。「1966年式:バットモービル レクレーション“5”」の予想落札価格は、1,997万9,820円から2,552万9,770円でしたが、実際の落札価格は、1,831万4,835円でした。


「2006年式:フォードGT」

  • (出典:webcartop.jp)

「フォード・GT」のヒストリーを振り返ってみると、2004年に「フォード」社が「フォード100周年」を記念して登場させたのが「フォードGT」でした。今でも人気を誇るモデルですが、このモデルはリメイクモデルともいうべき車でした。1966年から1969年まで伝統の世界三大レースである「ル・マン24時間耐久レース」で連覇した「フォード・GT40」を現代によみがえらせたモデルだったのです。そして、今回オークションに出品された、このモデルは有名なフォード・コレクターの元で所有され、走行距離は、わずか6115kmしか走行していない貴重な個体でした。この個体の予想落札価格は、2,774万2,500円から3,329万1,000円でしたが、落札価格は、予想よりも高い落札となり3,295万1,853円でした。


「日本車勢」

  • (出典:webcartop.jp)

ちなみに、そのほかに日本車は、「トヨタ・MR2 GTターボ(SW20型)」と「日産・フェアレディZ(Z32型)」が出品されました。「トヨタ・MR2 GTターボ」は日本のみ販売され、アメリカでは売っていなかったモデルです。そのためか予想落札価格は高値の277万3,725円から332万8,470円でした。しかし、今回は落札されていません。日本の相場からしても少々高い。また、同様に「日産・フェアレディZ(Z32)」も今回は落札されていません。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

関連記事

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

カテゴリー

芸能人

特集・まとめ

ランキング記事

管理人:CIMASHIMA

管理人:CIMASHIMA

今となっては思い出となる旧車やカスタムマシンなど、今も気になるマシンは数知れず。そんな世界の名車やカスタムマシンたちの情報をお届けするブログです。