【メルセデス・ベンツ CLK GTR】わずか生産20台のモデル

この記事は2分で読めます

【メルセデス・ベンツ CLK GTR】わずか生産20台のモデル

あわせて読みたい記事:【RMオークション】 モントレーにフェラーリ250GTOが登場

あわせて読みたい記事:【007ゴールドフィンガー】劇中車アストンマーティンDB5発見

あわせて読みたい記事:【RMオークション】希少カウンタックLP400SシリーズⅡ登場

大変貴重なモデルとして知られる「メルセデス・ベンツ CLK GTR」は、「メルセデス・ベンツ」と「AMG」が正式に結ばれる直前の1990年代後半に登場しました。当時、「FIA(国際自動車連盟)」は限定生産のロードカーをベースにしたレース用車両で競われる新たなトップ・カテゴリのレースとして、「FIA GT選手権」の創設を発表していました。このシリーズにはBMW製エンジンを搭載する「マクラーレン F1」をはじめ、「ポルシェ 911 GT1」などスーパースポーツの名車たちが参戦しました。そのような中で「メルセデス・ベンツ」は「AMG」と協力して「CLK GTR」と呼ばれるマシンを製作したのでした。しかも、開発期間は、わずか128日間という短期間でした。

その公道仕様車として生産台数は25台で販売されたうちのシャシーナンバー9番が、今回8月25日にアメリカのモントレーで行われる「RMサザビーズ」のオークションに出品されるということで注目されているのです。そして、予想落札価格は「425万ドル(約4億7,500万円)」から「525万ドル(約5億8,600万円)」とされているということです。レース仕様の「メルセデス・ベンツ CLK GTR」は、1997年の参戦初年度に11戦中6勝を挙げてチームとドライバーの両チャンピオンを獲得しており、翌1998年もシーズン途中で後継モデルの「メルセデス・ベンツ CLK LM」が投入されるまで2勝し、2年連続のダブル・タイトル獲得に貢献する活躍を見せました。

ミドシップに搭載された自然吸気V12エンジンの排気量は、レース仕様では6.0リッターが搭載されていましたが、公道仕様では6.9リッターに拡大され、最高出力612psを発生する仕様に変更されています。6速シーケンシャル・トランスミッションを介して後輪に伝えられ、輪状のリア・ウイングを備え、あちこちにベントが開けられウイングレットが装着された低いエクステリアデザインが特徴です。フロント・ノーズはお馴染みの「メルセデス・ベンツ」のオーナメントが飾られています。

「メルセデス・ベンツ CLK GTR」の公道仕様車は25台が製造され、そのうち5台はオープントップのロードスターもモデルでした。今回のオークションに出品される個体の経緯についてはドイツのオーナーが最初に購入し、2005年に香港へ売られたということです。それから12年間はプライベート・コレクションとして保管されていましたが、現在のオーナーが譲り受けてアメリカへ持ち込まれています。その際に専門家による調べを受け、ボディ、エンジン、ドライブトレイン、さらにペイントも工場出荷時のオリジナルであることが分かったようですが、フロントのアンダーパネルは交換されているということです。オリジナルのカーボンファイバー製パネルは、輸送中に傷つくことを避けるため、取り外して大事に保管されているようです。

その時点で走行距離は1,493kmだったということです。現在のオドメーターは1,440kmを示している。この車両は輸入規制法上では「展示またはショー用」としてアメリカに輸入されたので、展示目的以外で公道を走行したり、レースに出場することはできないということです。また車体の他に、オリジナルのAMG純正ツールボックスやオーナーズ・マニュアル、保証書や記録簿、オリジナルのスペアキー、救急キット、オリジナルのエア・コンプレッサーとタンク、三角表示板、トルクレンチまで付属しています。なお、この「メルセデス・ベンツ CLK GTR」は、自動車オークション史上最高値を更新するかもしれない1962年製の「フェラーリ 250GTO」と同じオークションに出品される予定ということです。

Related Post


  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

関連記事

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

管理人:CIMASHIMA

管理人:CIMASHIMA

幼い頃に近所にあったDR30スカイラインのスーパーシルエット仕様に衝撃を受けて、車の魅力に取りつかれる。その後、行きつけの駄菓子屋のオバちゃんが910ブルーバードnismoバージョンを購入し車好きが加速。そして、憧れだったDR30を免許取得後に購入し、イジって乗り回すもエンジンブローで最期を迎えてしまう。今となっては思い出となるも旧車やカスタムマシンなど、今も気になるマシンは数知れず。そんな世界の名車やカスタムマシンたちの情報をお届けするブログです。

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。