【スカイライン】日産ヘリテージコレクションで伝説を垣間見る 2

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【スカイライン】日産ヘリテージコレクションで伝説を垣間見る 2

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約300台もの車両展示にくわえ、「日産」の歴史を目の当たりにすることができる「日産ヘリテージコレクション」が、座間事業所内において開設されました。 ここには、古くは1930年代の生産車からモータースポーツで活躍した車両まで、幅広いクルマを展示しています。「日産」の歴史を知るには最適なコレクションホールになっているのです。 「日産」の歴史において外すことのできない「スカイライン」シリーズのヒストリーは、「日産」の歴史に多大の影響を与えてきました。「ハコスカGT-R(C10系型:スカイラインGT-R)」の49連勝、その後の「ハコスカGT-R」のサーキット活動の伝説以来、シルエットフォーミュラGr5シリーズで再びサーキットに戻ってきた6代目モデル(R30系:ニューマン / 三本グリル / 鉄仮面)から6気筒ツインカムエンジン搭載、GT-R復活の懸け橋となった7代目モデル、そして1990年代の「GT-R」復活を遂げ、「グループA選手権」における伝説を残した6代目モデルとなる「R32GT-R(R32系)」までを見てみましょう。


「スカイラインH/T 2000ターボGT-E・S(R30型)1981年」

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6代目モデルとなる「スカイライン」は、型式名称が「R30型」と型式が変更され、それが現在へと受け継がれるベースとなったモデルです。1981年に発売された6代目モデルの「スカイライン」は、俳優:「ポール・ニューマン」氏をイメージキャラクターに起用し、人気モデルへとなりました。 エンジンはターボの先駆けとなった「日産」が作り出した「L20ET」型を搭載しました。最高出力:145psをマークし、減衰力調整式ショックアブソーバーを量産車世界初で採用するなど話題性の高いクルマとなりました。


「スカイラインH/T 2000ターボGT-E・S(HR30型)1981年」:スペック

  • 年式:1981年
  • 型式:KHR30
  • 全長:4,595mm
  • 全幅:1,665mm
  • 全高:1,360mm
  • ホイールベース:2,615mm
  • トレッド(前/後):1,410/1,400mm
  • 車両重量:1,160kg
  • エンジン型式:L20ET型
  • エンジン形式:水冷直列6気筒 OHC ターボ
  • 排気量:1,998cc
  • 最高出力:107kW(145ps)/5,600rpm
  • 最大トルク:206N・m(21.0kgm)/3,200rpm
  • サスペンション(前/後):ストラット/セミトレーリングアーム(アジャスタブルショックアブソーバー) 
  • ブレーキ(前/後):ベンチレーテッドディスク/ディスク 
  • タイヤ:195-70-HR14(ミシュラン)

「スカイライン 2000ターボインタークーラーRS・X(DR30型)1984年」

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  • 1985年まで生産された6代目モデルの「R30型」の「スカイライン」は、これまでの「三本グリル」から1983年にマイナーチェンジをうけ、そのフォルムから「鉄仮面」という愛称で親しまれました。 「RS」系はマイナー前から「FJ20ET」型を搭載した「2000ターボRS」がデビューし、最大出力:190psへと向上し、「2000RS ターボC」が登場した際には、インタークーラーを装備し最大出力:205psとなりました。このモデルはマイナーチェンジ後の「RS・X」です。 205psをマークする「FJ20」型ユニットは、4気筒ながらツインカムエンジンの復活で、走りのスカイラインのイメージが再浮上しました。 このRS・Xは装備の面でも充実し、8ウェイ電動マルチバケットシートやパワーステアリング、パワーウインドーなどを装備しているモデルです。そして、「RSターボC」は走りに徹したモデルとなっていました。

「スカイライン 2000ターボインタークーラーRS・X(DR30型)1984年」:スペック

  • 年式:1984年
  • 型式:DR30
  • 全長:4,620mm
  • 全幅:1,675mm
  • 全高:1,385mm
  • ホイールベース:2,615mm
  • トレッド(前/後):1,420/1,410mm
  • 車両重量:1,235kg
  • エンジン型式:FJ20ET型
  • エンジン形式:水冷直列4気筒 DOHC ICターボ
  • 排気量:1,990cc
  • 最高出力:150kW(205ps)/6,400rpm
  • 最大トルク:245N・m(25.0kgm)/4,400rpm
  • サスペンション(前/後):ストラット/セミトレーリングアーム
  • ブレーキ(前/後):ベンチレーテッドディスク/ディスク 
  • タイヤ:205-60-R15 89H

「スカイライン4ドアH/T GTSツインカム24Vターボ(HR31型)1986年」

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1985年に発売された7代目モデルとなるスカイラインが「R31」型です。新開発となる「RB」型直6DOHCターボユニットを搭載し、6気筒DOHCユニットが復活したモデルです。 このパワーユニットは、RB20DETを筆頭に6機種がラインアップしていました。「GTS」の名称は、1986年に発売された2ドアクーペから設定されたDOHC車専用のグレードでした。このモデルにも世界初となる後輪操舵システム・HICASを採用しており、先進技術を生み出す日産の技術力を垣間見ることができるモデルでした。


「スカイライン4ドアH/T GTSツインカム24Vターボ(HR31型)1986年」:スペック

  • 年式:1986年
  • 型式:HR31
  • 全長:4,650mm
  • 全幅:1,690mm
  • 全高:1,385mm
  • ホイールベース:2,615mm
  • トレッド(前/後):1,425/1,420mm
  • 車両重量:1,400kg
  • エンジン型式:RB20DET型
  • エンジン形式:水冷直列6気筒 DOHCターボ
  • 排気量:1,998cc
  • 最高出力:132kW(180ps)/6,400rpm
  • 最大トルク:224N・m(23.0kgm)/3,600rpm
  • サスペンション(前/後):ストラット/セミトレーリングアーム
  • ブレーキ(前/後):ベンチレーテッドディスク
  • タイヤ:205-60-R15

「スカイライン 2000GTS-R(HR31型)1987年」

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1986年5月に発売された2ドアクーペの限定モデルです。「GTS」には速度上昇に伴い出てくるオートスポイラーを装備していました。ここでも革新的な技術力が披露されました。Rの復活か?とも言われたこの「GTS-R」は、当時行われたグループAレース参戦のホモロゲーションモデルとして800台限定で発売しており、ターボチャージャーのタービンを交換するなどチューニングが施され、2リッターながら210psをマークしていたスパルタンモデルでした。


「スカイライン 2000GTS-R(HR31型)1987年」:スペック

  • 年式:1987年
  • 型式:HR31
  • 全長:4,660mm
  • 全幅:1,690mm
  • 全高:1,365mm
  • ホイールベース:2,615mm
  • トレッド(前/後):1,425/1,420mm
  • 車両重量:1,340kg
  • エンジン型式:RB20DET-R型
  • エンジン形式:水冷直列6気筒 DOHC ICターボ
  • 排気量:1,998cc
  • 最高出力:154kW(210ps)/6,400rpm
  • 最大トルク:245N・m(25.0kgm)/4,800rpm
  • サスペンション(前/後):ストラット/セミトレーリングアーム
  • ブレーキ(前/後):ベンチレーテッドディスク
  • タイヤ:205/60R15

「スカイライン GTS-R(1988年欧州ツーリングカー選手権出場車)」

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1988年欧州ツーリングカー選手権(ETC)、スパ・フランコルシャン24時間レースなどに参戦したレーシングモデルです。スパ・フランコルシャンでは総合6位入賞を果たしたモデルでした。


「スカイライン GT-R(BNR32型)1989年」

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8代目モデルで30年ぶりに本当の”R”復活となった「スカイライン」でした。型式は「BNR32」となり、それゆえ「R32GT-R」と呼ばれています。 この「R32GT-R」には、280psをマークする専用設計の「RB26DETT」型エンジン(排気量:2,600cc直列6気筒DOHCツインターボエンジン)が搭載され、アクセルを目一杯踏み込んだ時の加速感は、まさに背中がシートに押さえつけられるような暴力的ともいえるフィーリングを味わうことができました。その有り余るパワーを受け止めるべく、駆動方式は電子制御トルクスプリット4WDであるアテーサETSを採用していました。4輪マルチリンクサスペンションを採用するなど、まさに”R”にふさわしい動力性能を発揮し、絶大なる人気を獲得したモデルです。


「スカイライン GT-R(BNR32型)1989年」:スペック

  • 年式:1989年
  • 型式:BNR32
  • 全長:4,545mm
  • 全幅:1,755mm
  • 全高:1,340mm
  • ホイールベース:2,615mm
  • トレッド(前/後):1,480/1,480mm
  • 車両重量:1,430kg
  • エンジン型式:RB26DETT型
  • エンジン形式:水冷直列6気筒 DOHC ICツインターボ
  • 排気量:2,568cc
  • 最高出力:206kW(280ps)/6,800rpm
  • 最大トルク:353N・m(36.0kgm)/4,400rpm
  • サスペンション(前/後):マルチリンク/マルチリンク
  • ブレーキ(前/後):ベンチレーテッドディスク
  • タイヤ:225/50R16 92V

「カルソニックスカイライン’90 JTC #12」

日本一速い男の異名をもつ「星野一義」選手が全日本ツーリングカー選手権で駆っていたチャンピオンカーである「カルソニックスカイラインGT-R」は、コーナーでの豪快な片輪走行が有名で、見るものをアツくさせました。当時は、最高出力:550pをマークしたモンスターマシンでした。


「日産ヘリテージコレクション」:見学プログラム

スカイラインの「R32GT-R」誕生からGT-R伝説は復活しました。R33、R34、そしてR35と”R”の称号は今もなおナンバー1で続いています。スカイラインの歴史、また日産が誇るモータースポーツの歴史などを感じ取ることができる「日産ヘリテージコレクション」には、日産のすべてがここに集約されているといっても過言ではありません。

日産ヘリテージコレクション・見学プログラム ●実施日:カレンダーにて確認 ●見学時間:AM10:00~PM12:00  40名様まで       PM14:00~PM16:00  40名様まで ●見学対象:中学生以下は保護者の引率が必要 ●見学テーマ:日産の80年の歴史/日産の技術の歴史/日産のデザインの歴史 ●見学内容:ビデオ上映・説明約20分/ガイド形式での記念庫見学約25分/自由時間45分/アンケート記入5分 ※見学内容は予告なく変更になる場合あり ●申し込み:下記アドレスの応募フォームより受付。先着順。 ※見学、見学予約に関して注意事項があるので、詳細内容を日産ヘリテージコレクションのホームページでご確認ください。

https://nissan-heritage-collection.com/ 

日産ヘリテージコレクション 問い合わせ:日産自動車株式会社 座間事業所 座間統括課 TEL046-298-4355 受付時間:月~金 AM10:00~PM16:00(PM12:30~PM13:30を除く)

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プロフィール

名前:シマシマ 
出身:福岡(1979年生)

博多の豚骨ラーメンと博多明太子で育ち、自然界に興味を持ち、島の生活に憧れ、国境の島「対馬」に移動。現在、「自営」を行なっており、家族で島の美しい海や山、面白い動植物に囲まれ、島のライフスタイルを楽しんでいます。車やバイクも好きなので趣味で遊んでいます。島のライフスタイルや気になる情報などをご紹介しています。