【80年代スポーツカー:ベスト5】再ブームなぜ?市場価格も高騰

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【80年代スポーツカー:ベスト5】再ブームなぜ?市場価格も高騰

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「安全性」・「燃費」・「コスパ」など、旧車にはないものが現行車はもっている。でも現行車には無い魅力!が旧車を知っている者には詰め込まれている「デザイン」だけに収まり切れない「個性」が旧車にはあると多くの方が感じているゆえに旧車、ビンテージカーあるいは「JDM」が見直され、再評価されている昨今です。それゆえに次の一文には共感を覚えるのではないでしょうか。

あの頃のボクらは新しいクルマが登場するたびにワクワクしていた。ターボ、ツインカム、4WD……。カタログには魅力的な言葉が踊り、まだ見ぬその性能と走りを頭の中で思い浮かべた。あの頃のクルマはボクらを刺激し、挑発した。これでどうだ! 想像以上だろう? クルマからはそんな声が聞こえてくるようだった。

次々に新しい技術が生まれ高性能化していった80年代。日本の自動車史のなかでこれほどまでに濃く人々がクルマに熱狂した時代はほかにない。そんな懐かしいクルマたちは過去のものなんかじゃない! ということで、今こそ乗りたい名スポーツカーをクローズアップ。部品の供給がなくなりつつあるなか、紹介するのはどれもオリジナルを貫いているものばかり。オリジナルを貫くことって、こんなにもカッコイイものだった。

(出典:別冊Lightning Vol.169 VINTAGE AUTO 80’s-90’s)

 

 

ネオクラシックといわれる1980年代モデルは、ハイテクあってなんぼの車たちでした。そこで「別冊Lightning Vol.169 VINTAGE AUTO 80’s-90’s」で紹介されていた旧車たちベスト5は注目に値します。


「史上最強のスカイライン」:「R30型・日産 スカイライン」

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  • (出典:別冊Lightning Vol.169 VINTAGE AUTO 80’s-90’s)

「ジャパン」と呼ばれた先代モデルの「C210型:スカイライン」は「ターボチャージャー」を装備していたもののモータースポーツに登場することなく、TVドラマ:「西部警察」の「マシンX」として活躍しました。その後を継いで、1981年8月に発表されたのが「R30型:スカイライン」でした。「史上最強のスカイライン」というキャッチコピーが与えられながらも「GT-Rを名乗れなかった悲運のスカイライン」といわれています。しかし、「C10型:スカイライン(ハコスカ)」以来のモータースポーツにカムバックしたモデルであり、シルエットフォーミュラ(スカイライン スーパーシルエット Gr.5)、TVドラマ:「西部警察」でのRS-1、RS-2、RS-3として活躍、さらには映画:「首都高トライアル」においても人気のモデルとなりました。今回登場しているのは、後期型の通称:「鉄仮面」と呼ばれる、最大出力:205psまで引き上げられたモデルです。

【1984年式】
「NISSAN:SKYLINE HT 2000 TURBO INTERCOOLER RS・X」

  • (出典:別冊Lightning Vol.169 VINTAGE AUTO 80’s-90’s)
    「日産:スカイライン HT 2000ターボインタークーラー RS・X」
  • (出典:別冊Lightning Vol.169 VINTAGE AUTO 80’s-90’s)

室内外の状態は保管状態が良いこともあるが、専門店の「ユーティリタス」でフルレストアされているからこそです。ボディはまるで新車のような輝きを放ち、ドアノブは再メッキ加工が施されるなどこだわり抜かれている。そして、ボディカラー同様のブラック&レッドの2トーンカラーの室内が美しい仕上がりです。ステアリングは純正ですが、「L20ターボ型」エンジン搭載の「ポールニューマン・バージョン」と同じものです。唯一の違いは、イエローステッチで仕上げたユーティリタスオリジナルのアイテムだということです。ストロークが長めで斜めにセットされているシフトノブ、そして直線基調のデザインで仕上げられているインパネが印象的です。

  • (出典:別冊Lightning Vol.169 VINTAGE AUTO 80’s-90’s)

「唯一無二のロータリースポーツカー」:「FC3S型:マツダ SAVANNA RX-7」

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  • (出典:別冊Lightning Vol.169 VINTAGE AUTO 80’s-90’s)

1980年代自動車メーカーがこぞってパワーを追い求める中、「マツダ」が追い求めたのは感性に訴えかける真のピュアスポーツカーでした。卓越したハンドリングとフットワーク、そして、組み合わされたのはロータリーターボでした。当時のターボモデルは、どのマシンも「ターボラグ」が強烈なセッティングが施されていましたが、ハンドリングマシンに仕上げるために「マツダ」の技術を結集して生み出されたのが「FC3S型:RX-7」といえるでしょう。

【1989年式】
「MAZDA:SAVANNA RX-7」

  • (出典:別冊Lightning Vol.169 VINTAGE AUTO 80’s-90’s)

この後期型の「FC3S型」のボディカラーについていえば、「ブラック」と「シェードグリーン」が定番カラーとなっていました。実は「ホワイト」の「アンフィニ 3」は約50台しか生産されなかった希少車です。「アンフィニ」モデルのベースとなる「GT-X」モデルのリアスポイラーは後期でウイングタイプに刷新され、「アンフィニ」モデルもそれを継承しました。

「マツダ:サバンナRX-7」

  • (出典:別冊Lightning Vol.169 VINTAGE AUTO 80’s-90’s)

「∞(アンフィニ)」エンブレムをホーンボタンに配したφ370mmのMOMO製ステアリングを専用装備していました。「アンフィニ 3」では新たに、ドライバーの身体を支えるニーパッドをセンターコンソール側とドア側に装備しています。フロントミッドシップとしハンドリングマシンを目指して低重心かつスポーティなインパネデザインです。

  • (出典:別冊Lightning Vol.169 VINTAGE AUTO 80’s-90’s)

「アンフィニ」モデル専用のバケットシートは、2段階のリクライニングができるシートです。画像のシートは、乗り降りしやすい形状となった「アンフィニ 4」モデル用に変更しています。


「ドラテクを学ぶFR」:「AE86型:トヨタ カローラ レビン / スプリンター トレノ」

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  • (出典:別冊Lightning Vol.169 VINTAGE AUTO 80’s-90’s)

アイドリングからレッドゾーンまで1秒というレスポンスの良さ、初期型の「AE86型」は、タコメーターを振り切るほどのエンジンでした。このエンジンを軽量かつコンパクトなボディにDOHCエンジンを搭載し、リジットアクスルの後輪駆動するという決して良いサスペンションシステムではないところが、いかにエンジンのパワーバンドを外さず、トラクションをかけて走らせるかというドライビングテクニックを向上させるのに役立ち、現行車にはない魅力の詰まったモデルとなっているのです。

【1986】
「TOYOTA:COROLLA LEVIN 3DOOR 1600 GT-APEX」

  • (出典:別冊Lightning Vol.169 VINTAGE AUTO 80’s-90’s)

画像のモデルは、後期型の「GT-APEX」でオプションの純正スポーツパッケージ装着車のため、リアスポイラーとサイドステップも装備しています。足まわりも純正のアルミホイールに加えて「TRD」製のショックアブソーバーと「RS☆R」製のダウンサスを装着し、適度にローダウンされています。

「トヨタ カローラレビン 3ドア 1600 GTアペックス」

  • (出典:別冊Lightning Vol.169 VINTAGE AUTO 80’s-90’s)

ステアリングはナルディ製GARA3に交換されています。デジタル表示のインパネはオリジナルです。「AE86型」の特筆すべき点は、シフトかもしれません。トランスミッションがスポーツ走行をしていると大抵のクルマは2速で曲がるような低速コーナーは、3速→2速まではギヤシフトできますが、1速に入れることは強引に入れなければ、なかなか1速には入りません。しかし、3速→1速へのシフトダウン、2速→1速へのシフトダウンが、すんなりできるのです。とはいっても、「4AG」エンジン搭載のFRモデル(AA63型:セリカ・カリーナなど)のトランスミッションは、このシフトダウンができるのかもしれません。


「国産量産車初のミッドシップマシン」:「AW11型:トヨタ MR2」

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  • (出典:別冊Lightning Vol.169 VINTAGE AUTO 80’s-90’s)

レーシングカーや世界の名だたるスーパーカーが採用するミッドシップですが、国産量産車初のミッドシップモデルは「トヨタ MR2」でした。非常にクイックなハンドリングは、テクニックを要するマシンに仕上げられていました。

【1989】
「TOYOTA:MR2 G-LIMITED」

  • (出典:別冊Lightning Vol.169 VINTAGE AUTO 80’s-90’s)

リアスポイラーのLEDハイマウントストップランプは、88年の一部改良で追加されたものです。画像のマシンは、「カヤバ」製のショックとダウンサスが組み込まれています。リヤゲートには、横置き搭載で名機:「4AG」エンジンが収められています。スーパーチャージャー搭載の「4AGZ」型はフロントの接地感を逃がさないようにセッティングすることが求められました。

「トヨタ:MR2 Gリミテッド」

  • (出典:別冊Lightning Vol.169 VINTAGE AUTO 80’s-90’s)

スポーツカーらしい、包まれ感の高い室内空間ですが、現行車からすると軽自動車よりもコンパクトな印象を受けるインテリアデザインとなっています。写真のマシンは「ナルディ・GARA3」のステアリングと「ピボット製:シフトノブ」に変更されていますは、オーナーの好みで交換。なお後期で、センタークラスターとコンソールの形状が変更されました。

  • (出典:別冊Lightning Vol.169 VINTAGE AUTO 80’s-90’s)

シートはレカロ製のSR-3 ASMリミテッドに変更されています。リクライニング皆無のシートの後方に名機:「4AG」エンジンを横置き搭載しています。


「FFライトウエイトスポーツ」:「EF7型:ホンダ CR-X」

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  • (出典:別冊Lightning Vol.169 VINTAGE AUTO 80’s-90’s)

初代でFFライトウエイトスポーツという新たなジャンルを切り拓き、2代目モデルでそのポテンシャルを大幅に高めた「ホンダ CR-X」ですが、大いにFFスポーツの本格的な作り込みは、このモデルから始まったいえるでしょう。FFマシンのターニングポイントとなったモデルでもあります。

【1989】
「HONDA:CR-X Si」

  • (出典:別冊Lightning Vol.169 VINTAGE AUTO 80’s-90’s)

全長は現代の軽自動車よりも360mm長いだけの3755mmとなっており、車両重量は1トンを軽く下回る880kgに抑えられています。この軽量コンパクトなボディが痛快でポテンシャルの高い走りを発揮する大きな要因といえるでしょう。純正部品を集め、ほぼオリジナルの状態まで仕上げられた仕様となっています。ちなみに1989年9月には、名機:「B16A型 / 最大出力:160ps」である「VTEC」エンジン搭載の「SiR(EF8型)」が登場しました。

  • (出典:別冊Lightning Vol.169 VINTAGE AUTO 80’s-90’s)

インテリアデザインは「ホンダ」の「M・M(マンマキシマム・メカミニマム)」思想を具現化した室内とされていました。コンパクトなボディながらも居住性は確保され、新設計のラップラウンドインテリアにより圧迫感の少ない室内空間を実現していたのです。シンプルかつ機能的なデザインが魅力的です。

これら代表的な80年代のマシンたちは、エクステリアデザイン、今のクルマにはないエンジンや機能における個性が魅力となり、価格も高騰しているといわれています。

(出典:『別冊Lightning Vol.169 VINTAGE AUTO 80’s-90’s』)

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名前:シマシマ 
出身:福岡(1979年生)

博多の豚骨ラーメンと博多明太子で育ち、自然界に興味を持ち、島の生活に憧れ、国境の島「対馬」に移動。現在、「自営」を行なっており、家族で島の美しい海や山、面白い動植物に囲まれ、島のライフスタイルを楽しんでいます。車やバイクも好きなので趣味で遊んでいます。島のライフスタイルや気になる情報などをご紹介しています。