【フェラーリ・デイトナ】貴重な世界で一台の特別仕様が発見される

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【フェラーリ・デイトナ】貴重な世界で一台の特別仕様が発見される

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製造わずか1,200台という希少な「フェラーリ・デイトナ(365GTB/4)」ですが、生産期間は1969-1973年で、デイトナ24時間で華麗な優勝を飾ったことから「フェラーリ・デイトナ」の愛称で呼ばれている人気モデルです。

スペックも申し分のないものであり、「コンペティションバージョン」のトラックテストの結果のポテンシャルは、最高速度:300km/h弱という数字を記録しました。


「フェラーリ・デイトナ(365GTB/4)」:スペック

  • 全長:4,425ミリ
  • 全幅:1,760ミリ
  • 全高:1,245ミリ
  • 車重:1,200キロ
  • エンジン形式:4.4リッターV型12気筒
  • 出力:352馬力
  • フレーム:スチール製チューブラー
  • サスペンション:前後ダブルウィッシュボーン
  • トランスミッション:5速MT
  • 最高速度:時速280キロ
  • アメリカの「ロード&トラック」は、1974年11月号で、コンペティションバージョンのトラックテストの結果を掲載しています。ポテンシャルは、0-60mph加速で5.8秒を、0-100mph加速で12.6秒を、0-400m加速で14.5秒を記録し、400m地点到達スピードは107.5mph(約173 km/h)に、最高速は186mph(約299.3 km/h)のスペックを誇ります。

 「世界で1台の特別仕様」

今回そのデイトナが納屋から発見されて競売に登場する、とRMサザビーズが発表しています。

ただ、この「フェラーリ・デイトナ」は、他の「デイトナ」とは異なる「世界で1台の特別仕様」ということで注目されています。
何が特別かというと、「ボディがすべてアルミでできている」ということで、これは「フェラーリ・デイトナ」の生産通じてこの1台だけ(正確にいうとロードカーはこの一台で、レース仕様だと他に4台ある)とされています(シェルビー・コブラも当時幾つかアルミボディが存在。この時代はオーダー時にボディパネルの素材を指定することができたのかもしれません)。

「シャシーナンバー:12653」となり、「フェラーリ・デイトナ」としては「30番目」の生産で、スカリエッティによるアルミ製のボディ(ボディナンバーは32)を身にまとい、1969年6月に生産されたものです。
※「スカリエッティ」はフェラーリがボディ製作を依頼していたカロッツェリアのひとるで、とくにコンペティションモデルが得意としています。「612スカリエッティ」はそのカロッツェリアのオーナー、セルジオ・スカリエッティ氏に因んだものです。

ヘッドライトはプレクシグラス仕様でパワーウインドウつき、ボディカラーはロッソ・キアロ、インテリアはネロ(ブラック)レザーとなっています。

これはボローニャにある「フェラーリ」のディーラー、「Motor S.p.A di Carla Allegretti」が1969年に販売し、その後「エンツォ・フェラーリ」の友人でもあった「Luciano Conti」氏(オートスポーツ誌創業者)へと同年に転売しています。
その後1970年にヴェローナ在住の「Guido Maran」氏へと売却され、一ヶ月後にレヴェンナに住む「Carlo Ferruzzi」氏の元へと移っています。

その後も何度かオーナーが変わり日本にも輸入され、1972年のカーグラフィック誌にも登場(調べたところ1月号にフェラーリ365GTB/4の特集がある。日本人オーナーの名前も判明している模様)しています。
その後3名オーナーが変わったのちに最後のオーナーがこれを保管するに至り、この車の存在を知るコレクター達が何度か(この車を)購入しようとしたものの、いずれも失敗に終わったとしています。

その後この車が発見されて(どうやって見つかったのかはわからない)今回オークションに登場という流れになりますが、なんとこの個体は「すべてオリジナル」のコンディションを保っており、「未レストア」状態ということです。

 

クラシックカーの場合は例え不動であってもレストアされていない(手が加えられていない)ほうが価格が高くなる場合もあると言いますが、この「フェラーリ・デイトナ」は、その意味において相当な高値をつけそうです(走行距離は36,390キロ、現在の予想だと最高で2億2000万円ほど)。

今回の「フェラーリ・デイトナ(365GTB/4)」についてはかなり詳細な記録が(途中まで)残っており、しかしそれがなぜ途中で途切れたのかは全くの謎となっています。 加えて、どういった経緯で納屋で眠りにつくことになったのか、そしてなぜ発見されたのかも明らかではなく、ミステリアスな個体となっています。

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名前:シマシマ 
出身:福岡(1979年生)

博多の豚骨ラーメンと博多明太子で育ち、自然界に興味を持ち、島の生活に憧れ、国境の島「対馬」に移動。現在、「自営」を行なっており、家族で島の美しい海や山、面白い動植物に囲まれ、島のライフスタイルを楽しんでいます。車やバイクも好きなので趣味で遊んでいます。島のライフスタイルや気になる情報などをご紹介しています。