【トヨタ スターレット(KP61)】名機4Kエンジン搭載の名車

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【トヨタ スターレット(KP61)】名機4Kエンジン搭載の名車

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「トヨタ スターレット」としては2代目モデルとなるのが「P60型」系で1978年-1984年まで製造され、通称:「1300スターレット」と呼ばれていました。クルマ好きからは「KP(ケーピー)」、「KP61」などの呼び名で親しまれていました。


「前期型」

1978年(昭和53年)2月のモデルチェンジで「丸目2灯ヘッドライト」と「ハッチバックボディ」が特徴的のエクステリアデザインで登場しました。搭載されているパワーユニットは、先代モデルに用いられていた「3K型」エンジンの排気量をアップした「4K型」エンジンで、最大出力:72psのパワーユニットが搭載されていました。

当時としては同時期のライバルは「FF」モデルへと転換しており、そのような中「FR」モデルとしてデビューしました。また、同クラスで初めて全グレードにフロントディスクブレーキを標準装備したモデルでもあります。他にも、衝撃吸収ステアリングやヘッドランプクリーナーといった装備も存在しています。カタログではドリフト走行などの「FR」モデルならでは走りの楽しさと装備の充実をアピールしていました。

またリアアクスルは固定車軸ながら、先代モデルのリーフリジッドから4リンク+コイルスプリングに変更されています。またロック トゥー ロック3回転のラックアンドピニオン式ステアリングギアボックスや、早いロールで、全体に軽快感を演出しています。

発売時のグレード設定は、木目調インテリアやヘッドランプクリーナーなど最高級の装備が施されている「SE」、スポーツサスペンションなど走りを意識した装備の「S」、標準的な装備の量販グレード「XL」、ベースグレードの「DX」、廉価版の「スタンダード」となっており、スタンダード以外は3ドアと5ドアが選択できました。

1978年10月、「トヨタ パブリカバン」の後継モデルとして、リアオーバーハングを延長した5ドアバン(KP61 / 62V)が追加されています。また「バン」モデルのみリアサスペンションはリーフリジッドが採用されており、搭載エンジンも当初は、「パブリカ」時代と同じ排気量:1200ccの「3K型(3K-U、3K-HJ ’76年1月 – ’77年8月)」が搭載されていました。その後、1982年(昭和57年)1月に排気量:1300ccの「4K-J型(KP61V)」に変更されています。


「中期型」

1980年(昭和55年)5月にマイナーチェンジが施されて「中期型」となります。この時期のモデルは、ヘッドランプが前期型の丸型2灯から角型2灯になり、同時に女性仕様の「リセ」が追加されていることが特徴です。「バン」のヘッドランプのみ角型のライトベゼルに丸型のランプがはめ込まれています。1981年(昭和56年)8月には、吸気系統の変更で、運輸省届出型式は「4K-U型」のまま、カタログ表記が「LASRE 4K-II」に変更され、AT車も従来の2速から3速に変更されました。また1982年(昭和57年)1月には、「バン」モデルのエンジンを「3K-HJ 型」から「4K-J 型」へ変更しています。


「後期型」

  • (出典:www.flexnet.co.jp)

1982年8月のマイナーチェンジで「後期型」となり、車幅灯がヘッドライトの横に移動(コーナーマーカー化)し、ハッチバックの開口面積が拡大され、インパネのデザインが大幅に変更されました。1983年(昭和58年)4月以降、ドアミラー仕様車も追加、併売されるようになりました。前期型と後期型では同じ「P60型」系でも内外観の印象は大きく異なります。また、後期型では電子燃料噴射方式(EFI)仕様の「Si」「SE-EFI」「XL-EFI」が追加されました。ただしその特性は、レスポンスや吹け上がりの面でキャブレター仕様に譲るセッティングでした。一方、競技用のベース車には廉価グレードであった「DX」やスタンダードが好まれました。これらは安価な上、余計な装備が無く、軽量であり、改造に向いていたからです。ちなみにカモシカ風のエンブレムを冠した最後のモデルが「KP60型」系でした。


「トヨタ スターレット 1300S(KP61型)」:スペック

  • 型式:E-KP61型
  • 全長 × 全幅 × 全高:3,725 × 1,525 × 1,370(mm)
  • ホイールベース:2,300(mm)
  • トレッド(F/R):1,280 / 1,275(mm)
  • 車両重量:720(kg)
  • エンジン型式:4K-U型
  • エンジン形式:水冷直列4気筒 OHV 2バルブ
  • ボア × ストローク:75.0mm × 73.0mm
  • 排気量:1,290cc
  • 圧縮比:9.0:1
  • 最大出力:72ps / 5,600rpm
  • 最大トルク:10.5kgm / 3,600rpm
  • 燃料供給システム:2バレルシングルキャブレター
  • 燃料タンク容量:40L
  • トランスミッション:5MT
  • サスペンション(F/R):ストラット / 4リンク
  • ブレーキ(F/R):ディスク / リーディングトレーディングドラム

「モータースポーツ」

  • (出典:minkara.carview.co.jp)

当時、TSレースと呼ばれた「スターレットグランドカップ』では、後にル・マンで日本人初優勝を飾る関谷正徳選手など一流選手も育てた。チームも今やGT選手権などで活躍する一流チームやファクトリーチームが存在して盛況であった。


「中古車相場」

  • (出典:www.flexnet.co.jp)

タマ数は非常に少なく、レストアベースなどの個体で50万円前後、カスタムされている個体となると100万円前後からとなっているようです。今後、貴重なコンパクトスポーツFRとして中古車において価格は上昇していくことが予想されます。

中古車相場:45万円~ASK


まとめ

長きにわたって生産されたOHV駆動の名機「4K型」エンジンを搭載し、車両重量わずか700kg強のボディにFR駆動方式という軽量コンパクトカーとしてサーキットやストリートで活躍した「KP61 スターレット」は、ドライビングテクニックやチューニングベースとして今でも人気がある名車といえます。

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名前:シマシマ 
出身:福岡(1979年生)

博多の豚骨ラーメンと博多明太子で育ち、自然界に興味を持ち、島の生活に憧れ、国境の島「対馬」に移動。現在、「自営」を行なっており、家族で島の美しい海や山、面白い動植物に囲まれ、島のライフスタイルを楽しんでいます。車やバイクも好きなので趣味で遊んでいます。島のライフスタイルや気になる情報などをご紹介しています。