【ランボルギーニ LM002】ランボルギーニ初のSUVが競売に

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【ランボルギーニ LM002】ランボルギーニ初のSUVが競売に

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珍しい「ランボルギーニ」社の「ランボルギーニ LM002」がオークションに登場予定とのことです。そもそも「ランボルギーニ LM002」とは元々はアメリカ「MTI(モビリティテクノロジーインターナショナル)」の依頼を受け、「ランボルギーニ」社が製作したミッドシップのアメリカ軍向け高機動車のプロトタイプモデルの「ランボルギーニ LM001・チーター」がベースモデルとなっているマシンです。「ランボルギーニ LM001・チーター」自体は、その1台が1977年のサロン・アンテルナショナル・ド・ロト で「チーター」として発表されています。

「ランボルギーニ LM001・チーター」は、のちに親会社となる「クライスラー」社製のV型8気筒エンジンを横置きでリアミッドシップに搭載していましたが、軍用車としての道が頓挫した後はエキゾチックカー路線へ転身し、「ランボルギーニ」社製のV型12気筒をリアに横置き搭載したコンセプトカーを経て、V型12気筒エンジンをフロントに移動させ、縦置きとした「ランボルギーニ LM002」へと生まれ変わり、1986年に市販を開始したことがヒストリーとなっています。

シャシーは、鋼管スペースフレーム、FRP製アウターパネル、アルミ製ドアからなるボディに、「ランボルギーニ カウンタック」の排気量:5.2L V型12気筒 クアトロバルボーレ(4バルブ)をガソリンの質の悪い地域も考慮に入れて仕様変更、砂漠などの悪環境も考慮したエアクリーナー、酷暑地域も考慮した大型ラジエーターなどの変更などと共に、オフロード走行に適するように改良されました。エンジンは最高出力:450PS / 6,800rpm、最大トルク:51.0kgm / 4,500rpmを発揮し、3t超の車両総重量を最高速度206km/hまで引っ張るポテンシャルを備えています。

ドライブトレインは副変速機付きトランスファーと「ZF」社製5速MTを備えたフルタイム4WDを採用しています。燃費向上のため、後輪駆動にすることも可能なシステムでした。タイヤはパンクしても走行が可能な「ピレリ」社製の専用品(325/65VR17)を装着しています。乗車定員はキャビン内の独立シートに4人、ボディ後部はトランク、もしくはエクストラで2人乗れる荷台となっています。燃料タンクは290Lと大型トラック並みの大容量を誇っていました。

インテリアデザインは、シートやトリムの部分には本皮革をふんだんに使用し、エアコンやオーディオ、厚みのあるカーペットまで装備するなど、インテリアはエクステリアの印象と打って変わって高級車そのものであり、まさに現代におけるプレミアムSUVの先駆けともいえる存在でした。1993年に生産終了、総生産台数301台でした。


今回、オークションに登場予定の個体についてですが、製造されたのは301台となっており、うち米国で販売されたのは48台となっています。

この希少性から落札価格は最高で3400万円くらいと予想されますが、「ランボルギーニ LM002」は維持が非常に難しい車としても知られます。一説では燃費がリッターあたり500メートルだとかタイヤが専用品なので異常に高価だと言われたりしますが、それでも歴史的に重要な価値を持つ車であり、購入できる財力があれば手に入れたいものだ、と思わせる魅力があるモデルです。

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名前:シマシマ 
出身:福岡(1979年生)

博多の豚骨ラーメンと博多明太子で育ち、自然界に興味を持ち、島の生活に憧れ、国境の島「対馬」に移動。現在、「自営」を行なっており、家族で島の美しい海や山、面白い動植物に囲まれ、島のライフスタイルを楽しんでいます。車やバイクも好きなので趣味で遊んでいます。島のライフスタイルや気になる情報などをご紹介しています。