【ポルシェ 917K】 コンクールコンディションの個体が競売に

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【ポルシェ 917K】 コンクールコンディションの個体が競売に

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「ポルシェ917(Porsche 917 )」は、ドイツの「ポルシェ」社が開発し、1969年から使用したプロトタイプレーシングカーです。FIA国際メーカー選手権のグループ4(スポーツカークラス)に合わせてわずか10ヶ月で開発され、ホモロゲーション取得のためクローズドボディの25台が生産され140,000ドイツマルクで市販されました。のちにはカナディアン-アメリカン・チャレンジカップ (Can-Am) 用にオープンボディのポルシェ917PAスパイダー、ポルシェ917/10スパイダー、ターボチャージャーを搭載したポルシェ917/10K、ポルシェ917/30Kが製造されました。

1970年より単に「917」と呼ばれていたショートテール版に「917K」の形式名が付与されました。この「K」とは、ドイツ語で「短い」(Kurz )の意味があります。前年度のマシンからボディフォルムを一新し、ポルシェ伝統のクーペフォルムからボディ後端を跳ね上げてダウンフォースを確保する斬新なリアカウルが変更されています(後方視界確保のため中央部が一段窪んでいる)。

このリアカウル変更に伴いフロントカウル形状も左右スクエアな形状に変更して、仰角変化によるダウンフォース変化を少なく抑えるようにされました。エンジンは「LH」モデルと同じく排気量:4,907ccエンジンを搭載し、トランスミッションは4速MTに換装しました。

1971年には排気量:4,998ccで最大出力:630馬力のエンジンを搭載しており、リアカウル両側に2枚の垂直フィンを設置して整流効果を狙い、ストレート走行時のハンドリング安定性とトップスピードの引き上げが図られました。この年のル・マン24時間レース優勝車は実験的にマグネシウム合金のパイプフレームを採用し、アルミニウム合金フレームよりも50kg程度軽量化されことがポイントです。

そして、今回オークションに登場するのは「シャシーナンバー:004」の「ポルシェ 917がK」です。これは1969年のニュルブルクリンク1000キロを走った個体そのもので、レースを8位でフィニッシュした戦績があります。この車両は1975年にオーストラリアの「アラン・ハミルトン」氏が「ポルシェ」社より直接購入したもので、2004年まで彼のコレクションとして保管されていた、とのことです。その後は二名のオーナーを経たのち、現在のオーナーがポルシェ・モータースポーツ・ノースアメリカにレストアに出し、仕上がってきたものが販売されている、という経緯のようです。2011年にレストアが完了したとのことです。コンディションを考えるとこの「ポルシェ 917K」は、落札価格:10億円を超えても不思議ではないレベルの個体です。

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名前:シマシマ 
出身:福岡(1979年生)

博多の豚骨ラーメンと博多明太子で育ち、自然界に興味を持ち、島の生活に憧れ、国境の島「対馬」に移動。現在、「自営」を行なっており、家族で島の美しい海や山、面白い動植物に囲まれ、島のライフスタイルを楽しんでいます。車やバイクも好きなので趣味で遊んでいます。島のライフスタイルや気になる情報などをご紹介しています。