【ポルシェ 901】 フルレストアされた最古の「911」の軌跡

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【ポルシェ 901】 フルレストアされた最古の「911」の軌跡

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「ポルシェ」の「911」シリーズは、1963年のモーターショーで披露されて以来、世界中のファンを虜にしてきた名車です。その「ポルシェ」ですが、実は2014年まで、名車「911」のオリジナルとなった「901」モデルを見つけ出すことができずにいたというのです。しかし、1本の電話をきっかけに、50年以上の歳月を経て名車ポルシェ「901」はポルシェの博物館のあるツフェンハウゼンへと戻ってきたのでした。時代を振り返ると1963年の9月に開催された、ドイツのフランクフルトモーターショーで「ポルシェ」は、「356」モデルの後継モデルということで「901」を発表したのでした。そして、その後は誰もが「ポルシェ」といえば「911」をイメージするほど、「ポルシェ」の中の軸となるモデルとなっていくのでした。実際、「ポルシェ」はフランクフルトモーターショーの翌年となる1964年9月から「901」の量産を開始することになりました。さらに同年10月に開催されたパリモーターショーでも、この「901」を披露しました。すると、この「901」という型式に対して問題が発生することになりました。なんとフランスの自動車メーカーの「プジョー」から、「901」というモデル名に対して異議を申し立てが行われたのです。

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  • (出典:Coutesy of PORSCHE)

実は「プジョー」は、すでに3桁の数字の中央の数字を「0」にしたモデル名を商標登録していたのです。そのため「ポルシェ」は、「901」のモデル名を「911」に改めることを余儀なくされました。この段階でポルシェはすでに、「901」を82台生産していました。この事実はヨーロッパではよくある、「Barn Find(バーンファインド)」なの話のようです。そして、この「901」として生産された82台の中の極めて希少な「ポルシェ・911」つまり「901」が、2014年、ドイツのとある納屋から発見されていたということなのです。発見された時点での損傷はかなりひどく、本体の50%は欠けていたようです。しかし、2017年下旬、そんな貴重なボディはポルシェ博物館のスタッフたちの技術力と熱意によって、見事に復刻させることに成功していたのでした。元の状態に戻すためには、エンジンおよびトランスミッションのほか、電装品やインテリアは、どれも同じ原則に基づいて修理が施されています。パーツ交換を最小限にとどめるなど、多くの作業と時間が必要でした。その年月はなんと、3年という歳月が伴うフルレストアだったようです。

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管理人:CIMASHIMA

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幼い頃に近所にあったDR30スカイラインのスーパーシルエット仕様に衝撃を受けて、車の魅力に取りつかれる。その後、行きつけの駄菓子屋のオバちゃんが910ブルーバードnismoバージョンを購入し車好きが加速。そして、憧れだったDR30を免許取得後に購入し、イジって乗り回すもエンジンブローで最期を迎えてしまう。今となっては思い出となるも旧車やカスタムマシンなど、今も気になるマシンは数知れず。そんな世界の名車やカスタムマシンたちの情報をお届けするブログです。

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