【ポルシェ911】世界の名車としてのモデルヒストリーを振り返る

この記事は3分で読めます

【ポルシェ911】世界の名車としてのモデルヒストリーを振り返る

あわせて読みたい記事:【ポルシェ 550A スパイダー】ボナムス最高落札額・スペック

あわせて読みたい記事:【60セカンズ】マスタング・エレノアのレプリカの価格・スペック

あわせて読みたい記事:【インプレッサ 22B STi】伝説の限定マシンのスペックとは

世界のスポーツカーの中でも唯一の水平対向エンジン、そしてRR駆動方式の採用、ヘッドライトやエクステリアデザインなど独自の路線でファンを魅了してきたのが、「ポルシェ」でしょう。振り返ると創始者である「フェルディナント・ポルシェ」博士が設計した「フォルクスワーゲン・ビートル」のコンポーネンツを流用してスタートしたことに始まり、その記念すべきモデルが「356」シリーズでした。そして、その後継モデルとして1960年代初頭から開発を進め、1963年にフランクフルトモーターショーで発表された新型車が、その後半世紀以上生産を続けることとなる「ポルシェ・911」シリーズなのです。


「1964年~:ポルシェ 911(901型)」:ボディ全幅が狭いことからナローと呼ばれている初代モデル

  • main1200
  • (出典:『Lightning Web』)

フランクフルトショー翌年となる1964年から販売を開始したのが初代モデルでした。初期のモデルは全幅も1,700mm以下で、フェンダーフレアもほとんどないことから、「ナロー」ポルシェと呼ばれることで有名です。開発コードは「901」となっているのに「911」となった理由としては、真ん中に0を挟んだ3桁の数字全てを「プジョー」社が商標登録していたため、「911」という車名となったということです。そのため型式上は「901型」となります。またビッグバンパー時代になっても、NAモデルは、1977年まで引き続き「901型」となります。


「1974年~:ポルシェ 911(930型)」:アメリカの法規で5マイルバンパーを装着した2代目モデル

  • 1
  • (出典:『Lightning Web』)

1974年モデルよりバンパーが大型化された通称「ビッグバンパー」が登場することになりました。このモデルから「ポルシェ」史上初のターボモデル登場しますが、そのターボは1975年にデビューすることになり、前述の通りNAモデルが引き続き「901型」となるため、厳密には「930型」は、ターボモデルが登場した1975年からということとなります。そして、このモデルにおいて注目すべきは排気量が徐々に拡大し、最終的には3.3リッターまで排気量も拡大され、急激にハイパワー化が進んだことでしょう。


「1989年~:ポルシェ 911 (964型)」:エクステリアデザイン以外は、ほとんどのパーツを一新した964

  • 2
  • (出典:『Lightning Web』)

19’89年に登場した「964型」モデルは、スーパーマシンの「ポルシェ・959」で培った技術を用いて4WDモデルの「カレラ4」からスタートしました。実はリア駆動の「カレラ2」は1年遅れて登場しました。その他パワーステアリングやABS、さらにティプトロニックと呼ばれるマニュアルモード付きATなど、新技術も数多く導入されたモデルでもあります。エンジンの排気量も3.8リッターまで拡大されました。


「1993年~:ポルシェ 911(993型)」初めてシルエットが変更された空冷最終モデル

  • 3
  • (出典:『Lightning Web』)

リアに初となるマルチリンクサスペンションを導入し、リアフェンダーも「964型」より拡幅されています。一見するとキャビンこそ同形状ながら、フロントフェンダーの形状やヘッドライトの傾斜角などが変更となり、初めて全体のエクステリアデザインが変わることとなったのが「993型」モデルです。エンジンの改良も進み、ついにターボモデルは最高出力:400psを超えるパワーとなりましたが、空冷の水平対向エンジンろしては最終モデルとなります。


「1997年~:ポルシェ 911(996型)」:エンジンが水冷化され、「911」モデル史上初の大幅モデルチェンジ

  • 4
  • (出典:『Lightning Web』)

これまでの長い「911」モデル史上において、初めて本格的なモデルチェンジが行われたのが1997年デビューの「996型」モデルでした。エンジンも伝統の空冷エンジンから水冷化され、ボディも大型化されました。フロントウインドーも5度傾斜角を増加し、空気抵抗も改善されました。エンジンはSOHCの空冷エンジンからDOHC化され、水冷化によってパワーアップを果たしていました。また独特なデザインのヘッドライトとなりましたが、このデザインには賛否両論ありました。


「2004年~:ポルシェ 911(997型)」「996型」から旧型伝統の丸型ヘッドライトにデザイン変更

  • 5
  • (出典:『Lightning Web』)

2004年発売の「997型」モデルは、シャシーこそ「996型」と共通ながら、ボディ剛性を大幅にアップし、実に80%異常の部品を刷新したモデルです。不評だったヘッドライトは従来の丸型が復活しています。さらに2008年からは新設計の直噴型エンジンを採用し、「PDK」と呼ばれるデュアルクラッチトランスミッションを採用しています。


「2011年~:ポルシェ 911(991型)」:軽量素材を積極的に導入し軽量化を実現したモデル

  • 6
  • (出典:『Lightning Web』)

ボディ外板にアルミニウムが多用され、「997型」モデルに対して、なんと60kgの軽量化と剛性アップを実現しています。再びフロントガラスの傾斜角が寝かされたデザインも特徴です。ボディサイズはほとんど変わらないものの、ホイールベースは100mm延長され、フロントのトレッドも拡大されており、格段にコントロール性が向上したモデルです。

Related Post


  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

関連記事

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

管理人:CIMASHIMA

管理人:CIMASHIMA

幼い頃に近所にあったDR30スカイラインのスーパーシルエット仕様に衝撃を受けて、車の魅力に取りつかれる。その後、行きつけの駄菓子屋のオバちゃんが910ブルーバードnismoバージョンを購入し車好きが加速。そして、憧れだったDR30を免許取得後に購入し、イジって乗り回すもエンジンブローで最期を迎えてしまう。今となっては思い出となるも旧車やカスタムマシンなど、今も気になるマシンは数知れず。そんな世界の名車やカスタムマシンたちの情報をお届けするブログです。

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。