【テスラ オートパイロット】システムの名称が誤解を招き問題山積

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【テスラ オートパイロット】システムの名称が誤解を招き問題山積

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「テスラモーターズ社」が誇る「オートパイロットシステム(自動運転技術)」は、魅力的で革新的な技術ではあるものの、誤解が生じる名称として問題になっているようです。ドイツの市場調査会社の「プルス」が同国のテスラ車のオーナー675人を対象に実施した調査では、「オートパイロットという名称から、車は完全な自動運転車であり、ドライバーは車を監視している必要がないということを意味していると思うか?」との質問に対し、7%が「イエス」と回答していたというのです。

アメリカでは、ヨーロッパの大半の国に比べ、自動車の運転免許の取得は非常に簡単です。そのため、ドイツのドライバーたちはアメリカに比べ、その大半が自分の運転する車について、より深く理解していると考えるのが妥当です。だが、アメリカのテスラ車のオーナーたちの間でも、オートパイロットについて理解している人の割合は同程度だと仮定して考えてみるとどうなるのでしょうか。

「アメリカ道路交通安全局(NHTSA)」によると、アメリカ国内の運転免許の取得者は、2014年現在で約2億1,400万人ということです。そのうちの7%に当たるのは、およそ1,500万人ということになります。

車を使った人の移動距離は同年、約4兆4,000億マイル(約7兆811億km)のもなります。その中で、交通事故による死者は、なんと3万2,675人に上っているということです(歩行者約5,000人、自転車利用者約1,000人を含む)。大方において、衝突事故の90~95%は人的ミスが原因とされています。また、世界全体での自動車事故による死亡者は、年間100万人以上にも上るのです。人的損失は、あまりに多いといえるのではないでしょうか。

自動運転車に関連した先端技術を研究しているマサチューセッツ工科大学の「ブライアン・リーマー」博士と研究チームは、1年ほど前から異なる技術を採用した複数の自動車メーカー(テスラ、ボルボ、ランドローバー、メルセデス・ベンツ)の各モデルについて、調査を行っているようです。

「ブライアン・リーマー」博士によると、調査はまだ継続中ではあるものの、これまでに以下のことが確認されているということです。「各社が導入しているシステムの性能には大きなばらつきがあること」「ヒューマンマシンインターフェースは最適というにはほど遠く、大幅な改善の必要性があること」「システムに関するドライバーの教育に多大な努力が必要であること」などです。

自動運転と通常の運転の中間に位置付けられる「運転者の監視下での手離し運転」が、現時点での最大の問題の一つとなっているのです。実際のところ、今年これまでに報告されているテスラ車の事故の一部は、この問題が主な原因となった可能性があるというこです。

ドライバーたちが「オートパイロット」機能を使っていたと説明する一方で「テスラモーターズ社」側は、「テレメトリーシステムのデータによれば、システムは作動していなかった」と主張しているようです。

ただ、「テスラモーターズ社」はそのシステムのスイッチが厳密に「いつ」切られたかという点について明らかにしていません。ドライバーたちが、オートパイロットが作動していない状態になったことに気付いていなかった可能性があるようです。現在のような「中間レベル」の技術を積極的に販売しようとすることは、さらなる衝突事故の危険を冒しているということになるのではないでしょうか。長期的にみれば、今後この技術がさらに向上したときの、消費者の評価を損なっていることになるのです。

今後、どのように自動運転技術の開発と進歩が向上するのか注目しておかなければならない問題といえそうです。

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名前:シマシマ 
出身:福岡(1979年生)

博多の豚骨ラーメンと博多明太子で育ち、自然界に興味を持ち、島の生活に憧れ、国境の島「対馬」に移動。現在、「自営」を行なっており、家族で島の美しい海や山、面白い動植物に囲まれ、島のライフスタイルを楽しんでいます。車やバイクも好きなので趣味で遊んでいます。島のライフスタイルや気になる情報などをご紹介しています。