【デロリアン DMC-12】バック・トゥ・ザ・フューチャー登場

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【デロリアン DMC-12】バック・トゥ・ザ・フューチャー登場

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「デロリアン・モーター・カンパニー」が開発し1981年に登場した同社唯一のモデルが「デロリアン DMC-12」です。デザインは、「イタルデザイン」の「ジョルジェット・ジウジアーロ」氏がデザインし、「ロータス・カーズ」がメカニカル設計を請け負っていました。

エクステリアデザイン、及びにシャシーは、バックボーンフレーム上にFRP製ボディーを載せる構造で、これは「ロータス・カーズ」が得意としていた技術でした。そして、メンテナンスフリーをも狙って外部全体を無塗装ステンレスというのが、この「デロリアン DMC-12」の大きな特徴の一つです。表面は加工時のサンドペーパーの傷をそのまま残したヘアラインとなっており、車高や最低地上高が高いのは、当時の法的基準におけるヘッドランプの高さを満たすためと、北米の道路事情を配慮した実用性確保のためでした。

パワーユニットは、「プジョー」、「ルノー」、「ボルボ」が共同開発した「PRV型:2,849cc V型6気筒 SOHC」エンジンでフランスで製造していました。このパワーユニットをリアエンジンレイアウト(RR)に搭載しています。このパワートレインとレイアウトは、トランスミッションのギア設定やエンジンのチューニングは異なるものの、「アルピーヌ・ルノーA310」のV6エンジンとも共通しています。

バリエーションとしては、「デロリアン DMC-12」の短い生産期間中には風変わりなバージョンも製造されました。1981年モデルの最後を締めくくったモデルは、2台の純金パネル仕様車で(1台の価格:12万5,000ドル. 現在の価値で$325,357ドル.という)、1台は、現在もネバダ州リノの「National Auto Museum」に展示、もう1台はテキサス州の「Snyder Bank」に展示されていました。しかし、2004年頃に撤去されているようです。なお、最後に製造された車も純金パネルであったものの、これは宝くじのような富くじ方式で一般人の手に渡ったということです。

  • (出典:pinterest)

最終生産車が作られたのは工場閉鎖後のことで、工場に残っていたパーツ等で1982年12月24日に作られた4台が一般向け生産の最後となっています。最終的に8,583台が製造されたと見られているが、500台が調整用として確保されたため実質8,083台といわれています。しかしその後、倒産後の「デロリアン」の設備を取得した「Stephen Wynne」氏が、現在も「デロリアン DMC-12」のオーナーに修理用パーツを供給し続けており、1台丸ごと新車を組み立てることも可能だということです。現在、全ての補給部品と現行品による新車も「デロリアン・モーター・カンパニー」に注文できるようです。また整備、中古車の売買の仲介等も行なっているようですが、2011年10月には、「Stephen Wynne」氏はベンチャーEVメーカーの「Epic EV」と協力し、「デロリアン DMC-12」を2013年までにEV化して生産する計画を発表していました。

「DMCev」のプロトタイプは、ヒンジで開閉するフロントのダミーグリルの奥に充電用プラグインソケットを持ち、フロントトランク内の左右と旧エンジンルーム前側にリチウムイオンバッテリーを搭載する仕様となっています。交流240V電源による3.5時間充電で、約100マイルの市街地走行が可能とされ、バッテリーの予想寿命は7年もしくは10万マイルとされているということです。ラゲッジスペースの両側約2/3がバッテリーに占領されているものの、燃料タンクやスペアタイヤが無いため、中央部はある程度の長さと深さが確保されています。

電動機は1基で、水冷、直流400V、出力:215kW(260hp)/5,000 – 6,000rpm、トルク:488Nm(49.7kgf・m)/0 – 7,200rpm、最高回転数:14,000rpmの仕様のものをリアオーバーハングの低い位置に搭載し後輪を駆動する仕様となっています。組み合わされるトランスミッションは、ギア比を2.65:1の1速永久固定、ファイナルドライブのギア比は3.12:1で、最高速度201km/h、0 – 60MPH加速は4.9秒と発表されています。

日本国内では、自作EV仕様の「デロリアン DMC-12」が存在しています。リン酸鉄系リチウムイオン電池を搭載した「EVデロリアン(DMC-12)」ですが、日本EVクラブ広島支部の方が2007年に始めた「デロリアンEV化計画」を元に製作が始まって、より高い安全性を考慮した結果リン酸鉄系材料に辿り着いたそうです。

  • 全長:4,180mm
  • 全幅:1,860mm
  • 全高:1,160mm
  • 車両重量:1,200kg
  • バッテリー形式:リチウムイオン二次電池9.6kWh
  • モーター最大出力:21.5kW
  • モーター最大トルク:85Nm
  • 最高速度:90km/h以上
  • 航続距離:平均換算で40〜50km

 

 

映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」にタイムマシンとして登場していた「デロリアン・モーター・カンパニー」が製造したスポーツカー、「デロリアン DMC-12」は、改造したタイムマシンとなっており、主人公の「マーティ・マクフライ(マイケル・J・フォックス)」や、タイムマシンの発明者ドクこと「エメット・ブラウン」博士が、現在=1985年を中心に、過去=1955年、未来=2015年、過去=1885年、そして現在とタイムトラベルをするストーリーでした。

監督は、「ロバート・ゼメキス」監督、製作総指揮には「スティーヴン・スピルバーグ」氏でした。2015年10月21日には、劇中、主人公たちが30年後の未来へ旅した“その日”を迎え、各地で記念イベントが催されました。 

この「バック・トゥ・ザ・フューチャー」に登場したおかげで、世界的にファンが多く、現在、日本国内にも150台近くが輸入されています。今日本である程度まともに走るデロリアンを購入しようとすると、相場は700~800万円とのことです。

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名前:シマシマ 
出身:福岡(1979年生)

博多の豚骨ラーメンと博多明太子で育ち、自然界に興味を持ち、島の生活に憧れ、国境の島「対馬」に移動。現在、「自営」を行なっており、家族で島の美しい海や山、面白い動植物に囲まれ、島のライフスタイルを楽しんでいます。車やバイクも好きなので趣味で遊んでいます。島のライフスタイルや気になる情報などをご紹介しています。