【鈴鹿サウンドオブエンジン】 参加するマシンたちがテスト走行!

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【鈴鹿サウンドオブエンジン】 参加するマシンたちがテスト走行!

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「日産自動車」が保有している往年のレーシングカーの代表マシンに挙げられる4台のテストが行われました。その4台とは、「スカイライン スーパーシルエット」、「NP35」、「ニッサンR92 CP #1カルソニック」、「R380-AI」、「スカイライン GT(S54A-1)」であり、走行確認テストが8月10日、ツインリンクもてぎ・南コースで実施されました。

この走行確認テストが行われた理由は、テストに参加したレーシングカーは、「日産自動車」の座間事業所の敷地内にある「日産ヘリテージコレクション」に所蔵されている車両で、2016年11月19日~20日に鈴鹿サーキットで行なわれる「SUZUKA Sound of ENGINE 2016」への参加するためのものです。そのイベントのために、マシンの各種チェックが行なわれたようです。

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  • (出典:www.suzukacircuit.jp)

8月10日の10時から始まった午前の走行では、ド迫力のエクステリアデザインの「スカイライン スーパーシルエット」、スカイライン神話誕生となった「スカイライン GT」、あの「ハコスカ GT-R」のベースエンジンを搭載しているプロトタイプレーシングの「R380-AI」、そしてピークパワーは1,000ps以上といわれるモンスターマシン「ニッサンR92 CP #1カルソニック」の4台が走行テストを行ないました。テストドライバーを務めるのは、レーシングドライバーの「星野一樹」選手です。

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  • (出典:motorsports.nissa.co.jp)

テストドライバーを務めた「星野一樹」選手は、「最初にスーパーシルエットに乗りましたが、ここに並んでいるクルマの中で一番思い出があります。小学生の時に父親が富士スピードウェイで黄色と白のシルビアでいつも戦っていたライバル 長谷見さんのマシン。今は自分のチームの監督である長谷見さんが全開で富士を攻めていたクルマなんだなあと思うと感慨深い。今まで乗った中で一番エンジンの調子がいいので、すごいいい音を聞いていただいてよかったと思います」とコメントしています。

また、「R92CP #1カルソニック」について、「星野一樹」選手は「Cカーに乗るとものすごい馬力で、よくこれで昔の人はレースしてたなあと思うくらい速くて、今日も短い直線ですがスピードが出ると思うので、走っている姿を見てもらえたらうれしい」とコメントしています。

では、「星野一樹」選手がテストドライブしたマシンたちとは、どのようなポテンシャルを秘めているのか?スペックを紹介します。


「スカイライン・スーパーシルエット」

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  • (出典:suzukacircuit.jp )
  • 「スカイライン・スーパーシルエット」は、6代目:「スカイライン(R30型)」の「RS」モデルをイメージしたボディに、モータースポーツ専用の「LZ20B」型、直列4気筒DOHC 2.0リッターターボエンジンを搭載しています。車両重量1005kgでありながら、最高出:力419kW(570PS)以上 / 7,600rpm、最大トルク:539Nm(55.0kgm)以上 / 6,400rpmを発生するモンスターマシンです。レースにおいては、日産ワークスの「長谷見昌弘」選手がドライブし、1982年のスーパーシルエットレースで2勝、1983年には4勝という成績を残したマシンです。ブレーキング時にサイドマフラーから火を噴くシーンがとても印象的なマシンです。

 


「スカイライン GT(S54A-1)」

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  • (出典:suzukacircuit.jp )
  • 「スカイライン GT(S54A-1型)」は、1964年5月の第2回日本グランプリ「GT-IIレース」に向けて、日産自動車と合併する前のプリンス自動車工業が製作したスペシャルマシンです。レースではポルシェ「904」が勝利したものの、スカイライン GTが2~6位を独占しました。しかも、このレースでプロトタイプレーシングのポルシェを市販車ベースの「スカイライン GT(S54A-1型)」がオーバーテイクするという奇跡によって「スカイライン神話」の誕生となったマシンでもあります。このスペシャルマシンは、「スカイライン 1500(S50型)」のホイールベースをフロント200mm延長し、グロリア用の直列6気筒 OHC 2.0リッターエンジンを搭載しています。そこにウェーバー3連キャブ、クロスミッションなどレーシングマシンへとチューニングを施し、最高出力:110kW(150PS)/ 6,800rpm、最大トルク:176Nm(18.0kgm)/ 4,800rpmを発生させています。

「R380-AI」

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  • (出典:suzukacircuit.jp )
  • 「R380-AI」は、1964年の第2回日本グランプリで優勝した「ポルシェ 904」に対して、プリンス自動車工業が「打倒ポルシェ」を目指して本気で開発したプロトタイプレーシングカーです。開発責任者は、「スカイラインの父」こと「櫻井眞一郎」氏です。「R380-AI」は、直列6気筒DOHC 2.0リッターエンジンをミッドシップ搭載しています。最高出力:147kW(200PS)以上 / 8,400rpm、最大トルク:172Nm(17.5kgm)以上 / 6,400rpmを発生しています。そして、この「R380-AI」に搭載されているエンジンをデチューンしたのが「ハコスカ GT-R」に搭載されている「S20型」エンジンです。

「ニッサン R92 CP #1カルソニック」

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  • (出典:suzukacircuit.jp )
  • 「ニッサン R92 CP #1カルソニック」には、V型8気筒DOHC 3.5リッターツインターボエンジンが搭載されています。スペックは、最高出力:588kW(800PS)以上 / 7,600rpm、最大トルク:784Nm(80.0kgm)以上 / 5,600rpmを発生します。しかも、予選のタイムアタック時などはピークパワー1,000psを優に超えるパワーを発揮していました。さらにCカーゆえに1tにも満たない車両重量により、パワーウエイトレシオが約1kg/PSとなっています。まさにモンスターマシンです。このレーシングマシンは、全日本スポーツプロトカー耐久レースで「星野一義」選手/「鈴木利男」選手組のドライブにより1991年、1992年と連続チャンピオンとなったマシンです。これによって日産に3年連続(1990、1991、1992年)ダブルタイトルをもたらしたマシンでもあります。あまりにも速いのでレースのレギュレーションが変更されたことでも有名です。

このようなモータースポーツ史に様々な記録と名を残し印象深いマシンたちが、2016年11月19日~20日に鈴鹿サーキットで行なわれる「SUZUKA Sound of ENGINE 2016」への参加すると思うと、楽しみですね。日本においてもこのようなイベントがもっと増えることを願います。

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名前:シマシマ 
出身:福岡(1979年生)

博多の豚骨ラーメンと博多明太子で育ち、自然界に興味を持ち、島の生活に憧れ、国境の島「対馬」に移動。現在、「自営」を行なっており、家族で島の美しい海や山、面白い動植物に囲まれ、島のライフスタイルを楽しんでいます。車やバイクも好きなので趣味で遊んでいます。島のライフスタイルや気になる情報などをご紹介しています。