【飛行機】 組み合わせ自由? 次世代飛行機クリップエアーとは?

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次世代飛行機:「クリップエアー(Clip-Air)」

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この度、注目したいのはスイスが開発している、新たなモジュール式航空機で航空業界に革命を起こそうとしている次世代飛行機についてです。

それが、「スイス連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL)」が開発を進めている「クリップエアー(Clip-Air)」という次世代飛行機です。

この「クリップエアー(Clip-Air)」とは、一体どのような飛行機なのでしょうか?

「クリップエアー(Clip-Air)」の特徴は、ひとつのコックピットと3つのエンジンを搭載した全翼機に、最大で3つ、交換可能なカプセル型の機体を連結させることのできる航空機だということです。

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(出典:zasshi.news.yahoo.co.jp)

そして、カプセルはそれぞれ全長約30メートル、重さ29.5トンで、客室や貨物室として機能する設計です。

細長いカプセル型機体には、それぞれ150人収容可能で、つまり合計で一度に最大450人を運ぶことができるということです。

あるいは人数・個数の組み合わせを自由に乗客と貨物を輸送することも可能です。

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(出典:zasshi.news.yahoo.co.jp)

「クリップエアー(Clip-Air)」の最大積載量は、「エアバスA320」で換算すると3機分にもなるのです。

しかも、使用するエンジンは半分の数ですむのです。

さらに、カプセルは機体から簡単に取り外すことができるため、地上で迅速に付け替えを行うことができる柔軟なシステムとなっています。

そのままトラックに積んで運んだり、自立走行型の鉄道車両の役割を果たすことも可能なのです。

つまり旅行者は、地元の鉄道の駅や鉄道操車場で「航空機」に搭乗することができるようになるというのです。

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(出典:zasshi.news.yahoo.co.jp)

カプセルは乗客を空港まで送り、そこで全翼機と連結して航空機に変身することになります。

搭乗手続や列に並ぶことも、別の場所で行われるために、乗客がいったん降りる必要はなく、空港ターミナルも必要なくなるのです。

「クリップエアー(Clip-Air)」は、より柔軟かつ効率的な機体管理と、迅速な乗降を売りにしており、実現すれば移動の時間やコスト、さらには空席率を劇的に減らすことができるという画期的な航空機なのです。

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(出典:zasshi.news.yahoo.co.jp)

また、既存のテクノロジーより環境にやさしいのもポイントです。

なにしろ、3つのカプセルは、従来型の航空機3機を同じ高度と速度で飛ばすよりも二酸化炭素の排出量が少なく、燃料消費も少ないのです。

「スイス連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL)」では、従来の燃料の代わりに、液体水素やバイオ燃料などのよりクリーンな燃料を使うことについても研究中です。

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(出典:ameblo.jp)

それでも、完全な実用化までの道のりは長く、今後さらに開発を進め、真の実用性を評価するためのより高度なシミュレーションも行う必要があるということです。

セキュリティーの手続きにどのような影響が出るかなど、答えの出ていない問題も数多く残っているからです。

それでも、「スイス連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL)」のプロジェクトチームは、「クリップエアー(Clip-Air)」にはきわめて大きな可能性があると自負しており、実用化までのどの段階についても技術的に実現可能だと確証しています。

この技術が実現すれば、空の交通機関のシステムだけでなく、鉄道、クルマ(陸)・船舶(海)までを含む、交通機関全体の改善がもたらされることは、間違いありません。

今後、どのように開発が進んでいくのか楽しみですね。

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名前:シマシマ 
出身:福岡(1979年生)

博多の豚骨ラーメンと博多明太子で育ち、自然界に興味を持ち、島の生活に憧れ、国境の島「対馬」に移動。現在、「自営」を行なっており、家族で島の美しい海や山、面白い動植物に囲まれ、島のライフスタイルを楽しんでいます。車やバイクも好きなので趣味で遊んでいます。島のライフスタイルや気になる情報などをご紹介しています。