近所に「ツマアカスズメバチ」がいたので調べてみました。

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日本を恐怖に陥れるだろうと恐れられている「ツマアカスズメバチ」についてご存知でしょうか?食物や植物がなくなってしまうかもしれないほどの脅威となるかもしれません。そして、その脅威は日に日に増大しています。その実態とは?
  • なぜ「脅威」なの?
脅威とされているのは、「ツマアカスズメバチ」の「1:性格」「2:繁殖力」そして「3:生息域」「4:主食」です。その「1:性格」というのが、非常に凶暴で攻撃的なところです。一度、自分の敵と認識すると相手の大きさに問わず、執拗に攻撃するのです。しかも、その攻撃力は人間が死亡した例もあり非常に脅威となっています。「2:繁殖力」や「3:生息域」は、これまでの経緯を考えるとわかります。もともと「ツマアカスズメバチ」は、原産国が「インドネシア」「ジャワ島」と言われ、1836年に発見されて以来、生息域拡大中のようです。海を渡ってどのように生息域が拡大していったのでしょうか?近年では日本は、おろか世界を恐怖に包もうとしている「ツマアカスズメバチ」は、2000年代から急激に勢いを増しています。2005年にヨーロッパで発見されて、フランスやイタリアをはじめ各国で急増しています。そして、日本で発見されたのは2012年です。中国から韓国、そして国境の離島「対馬」を通って侵入してきたようです。実際、「対馬」は小さな島ではなく南北150km以上もある大きな島ですが、発見された2012年には島の発哺で確認されただけでしたが、翌年には既に全島に勢力を拡大し、「2:繁殖力」「3:生息域」のスピードが明らかになりました。人間への被害だけでなく、脅威となっているのが「4:主食」なのです。それは、「ミツバチ」を「主食」としており、その被害も大きいというのです。
  • 「食物危機」を引き起こす?
私たちが食する野菜、果物といったものは、植物の受粉があっての果実であり、野菜です。その受粉を手伝っているのが「ミツバチ」ということは誰しも知っていますが、植物の受粉を人工的に行うとなると花粉の量を適切に他の植物に運ぶことができず、形やサイズに偏りができてしまいます。しかも労力や時間を考えると膨大なことになります。そうしたことを自然界では見事に設計されて共存していることに驚かされますが、その受粉という大切な働きをしている「ミツバチ」を片っ端から襲うのが「ツマアカスズメバチ」なのです。体長は女王ハチが30mm、働きバチ20mm、オスバチ25mmと日本にいるスズメバチとも互角の体格です。この体格で執拗に「ミツバチ」の巣を襲うために、ある養蜂業者は年間に10以上の巣箱を全滅させられているという事態が起きているのです。もし、こうしたことが拡大していくとなれば、日本にいる「ミツバチ」は激減し、野菜や果物が実らなくなり「食物危機」に瀕してしまうことでしょう。
  • 「人間への被害」
では、自然が豊かな場所のみで生息するかというと「ツマアカスズメバチ」は、もともと数十メートルという高い木の上に巣を作る習性があります。ですから、たとえ都市部であったとしても高層マンションなどでも十分、適応できる生態のようです。そのためにもし、「ツマアカスズメバチ」が都市部に拡大すると恐怖となります。
  • 対策は?
これほど強い「1:性格」「2:繁殖力」「3:生息域」「4:主食」を考えただけでも脅威となっていることは、間違いありません。では、どのような対処法があるのでしょうか?発見したら「触らない」「近づかない」は当然ですが、すぐに専門業者に依頼したり、市町村の生活課に連絡しましょう。そして、春から活動を始め、巣作りを始めようとする「ツマアカスズメバチ」の習性を考えて、トラップを仕掛けることも有効とされています。実際に「ツマアカスズメバチ」が確認された「対馬」では、「ツマアカスズメバチ・トラップ」を1,400個設置したところ、女王ハチだけでも約1,600匹を捕獲したという実績があります。しかし、これだけの数が捕れるということは、その拡大の脅威を物語っています。トラップは容易に工作することができます。2Lのペットボトルの側面に「ツマアカスズメバチ」が入るほど30mm前後の切り込みを入れて、ペットボトルの底には、「乳酸菌飲料を発酵させた液体」を入れるだけの簡単なトラップです。これを設置しておけば、「ツマアカスズメバチ」がトラップにかかり溺死するというわけです。こお取り組み方によって日本から根絶できるのであれば、ぜひ実践してみましょう。専門家によれば、ここ10年が脅威を小さくする猶予期間と言われています。 「ツマアカスズメバチ」の恐怖について考えてみましたが、事前の対策が功を奏するといえます。また自然界に目を向けるときに、それぞれが見事に共存できるように緻密に計算されていることにも気付かされます。自然界の身近な生き物について調べると思わぬ発見や学べる点が見つかりそうです。
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名前:シマシマ 
出身:福岡(1979年生)

博多の豚骨ラーメンと博多明太子で育ち、自然界に興味を持ち、島の生活に憧れ、国境の島「対馬」に移動。現在、「自営」を行なっており、家族で島の美しい海や山、面白い動植物に囲まれ、島のライフスタイルを楽しんでいます。車やバイクも好きなので趣味で遊んでいます。島のライフスタイルや気になる情報などをご紹介しています。