【日産 スカイライン(C210型)】 GT達は、ジャパンを追う

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「スカイライン・ジャパン(C210型)」

  • 「スカイライン ジャパン」という愛称で呼ばれる5thスカイラインは、「日本の風土が生んだ名車」と名乗ったキャッチコピー「SKYLINE JAPAN」からで、1977年8月に登場という、排気ガス規制という大きな十字架を背負って生まれてきた「GTモデル」です。

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(出典:auctions.search.yahoo.co.jp)

  • それでも「夢のスカGターボ登場、すべてのGTはこのクルマの後を追う」というキャッチコピーのもと息を吹き返していく、後の登場する「ジャパン・ターボ」は、「ターボの日産」という図式の第一歩を踏み出したモデルでもありました。

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「エクステリアデザイン」

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(出典:carcast.jp)

  • 先代モデル「C110型・ケンメリ」の正常進化と言える丸目4灯式ヘッドライトにハニカムグリル、ロングノーズが「GT系」で、「TI系」は、横ストレートグリルやグリル中央にアクセントとなる飾りがついています。
  • サイドからリアにかけては、「サーフィンライン」を際立たせ、クーペスタイルに変更し、「ケンメリ」と「ハコスカ」を合わせたようなシルエットになっており、シャープなボディラインが特徴です。

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(出典:sk-gtr.com)

  • リアは、「ケンメリ」から続く「丸テール」が「GT系」で、「角型テール」が「TI系」となっています。
  • ボディのバリエーションは、ベースは「4Dr セダン」、「5Dr」、「2Dr HT」で、やはり先代モデル同様に4気筒エンジン搭載モデルは、ショートノーズ、6気筒エンジン搭載モデルは、ロングノーズとなっています。
  • また「GT」バッジは、3タイプで、「2000GT」、「GT-E・L」が青バッジ、「GT-E・X」が金バッジ、「GT-E・S」が赤バッジを装着しています。
  • サスペンションシステムは、フロントにストラット/コイル、リアに「TI系」は4リンク、「GT系」は、セミトレーリングアームを採用しています。
  • ブレーキシステムは、「2000GT-E・S」、「TI-E・S」に4輪ディスクブレーキ、リアスタビライザーが装備されました。

「インテリアデザイン」

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(出典:minkara.carview.co.jp)

  • モダンで上質なインテリアデザインとなりメーターパネルのデザインは、「ケンメリ」の7連メーターから水平指針6連メーターの「サーキットメーター」になっています。
  • またステアリングホイールには、R31型まで続く、スカイラインの「S」マークが特徴的です。

「パワーユニット」

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(出典:wikipedia)

  • ショートノーズモデルの「TI系」には、排気量:1,595cc 直列4気筒 OHC「L16S型」、「L18S型(1,770cc)」、「L18E型(インジェクション仕様)」の3タイプが設定されていました。1978年8月に「Z16型」、「Z18型」に変更となっています。
  • 「GT系」には、排気量:1,998cc 直列6気筒 OHC「L20S型」、「L20E型(インジェクション仕様)」が設定されています。

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(出典:www.youtube.com)

  • 「L20S型」は、最大出力: 115ps/5,600rpm、最大トルク:16.5kgm/3,600rpm、「L20E型」は最大出力:130ps/6,000rpm、最大トルク:17.0kgm/4,400rpmを発生しています。
  • まさに排気ガス規制という十字架を背負わされたスペックとなっています。
  • 後期型モデル:1979年7月に後期型となり、「丸目4灯式ヘッドライト」→「角目2灯式ヘッドライト」(TI系は、丸4目灯式)の変更が加えられました。

「特別モデル」:

1978年3月:「ブラッキー」

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(出典:minkara.carview.co.jp)

  • ベースモデルは、「ハードトップ2000GT-E」、「ハードトップ2000GT-E・L」、「1800TI-E・L」
  • アルミホイール、70%扁平ラジアルタイヤ、オーバーヘッドコンソール、ヘッドランプクリーナーを装備。

1979年11月:「スーパーGT」

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(出典:minkara.carview.co.jp)

  • ベースモデルは、「2000GT-E」
  • セダン:クロモドラ製ミケロッティマグネシウムホイール
  • ハードトップ:カンパニョーロホイール

1980年3月:「ゴールデンカー」

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(出典:makoto-garage.com)

  • ベースモデルは、「2000GTE・S」、「2000GTE・X」:専用のゴールド塗装
  • 「2000GTE・S」:パワーサンルーフ、カンパニョーロマグネシウムホイールを装備。
  • 「2000GTE・X」:ミケロッティマグネシウムホイール、ミシュランタイヤを装備。

後期型:「2000TIシリーズ(E-UC211型)」

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(出典:blogs.yahoo.co.jp)

  • エンジン:直列4気筒 SOHC「Z20E型」
  • リアサスペンション:セミトレーリングアーム式独立懸架
  • ブレーキ:4輪ディスクブレーキ装備。
  • 4気筒エンジンながらGT系と同等のメカニズム。

「ジャパン・ターボ」

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(出典:cartown.jp)

  • 1980年4月に「夢のスカGターボ登場、すべてのGTはこのクルマの後を追う」というキャッチコピーでターボエンジンを搭載したモデル「SKYLINE 2000GT TURBO(KHGC211型)」が登場します。
  • ブラックメタリックのボディカラーにゴールドのストライプとサイドステッカーが際立つエクステリアデザイン。

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(出典:minkara.carview.co.jp)

  • フロントバンパーには「TURBO」の文字が「OBRUT」と逆さのステッカーが装着。これはバックミラーに「スカイライン・ジャパン」映った際に「ターボモデル」であることを強調するため。

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(出典:clicccar.com)

  • 「L20E型」エンジンにギャレット社製ターボチャージャーを装着し、最大出力:145ps/5,600rpm、最大トルク:21.0kgm/3,200rpmを発生し、走りのスカイライン復活の道を切り開きます。

「2000GT・ES」:スペック

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(出典:blogs.yahoo.co.jp)

  • 型式:KHGC210型
  • 全長 × 全幅 × 全高:4,600 × 1,625 × 1,375(mm)
  • ホイールベース:2,615(mm)
  • トレッド(F/R):1,370 × 1,355(mm)
  • 最低地上高:160(mm)
  • 室内長 × 室内幅 × 室内高:1,790 × 1,345 × 1,105(mm)
  • 車両重量:1,230(kg)
  • エンジン型式:L20ET型
  • エンジン形式:水冷直列6気筒SOHCターボ
  • 排気量:1,998(cc)
  • ボア × ストローク:78.0 × 69.7(mm)
  • 圧縮比:7.6:1
  • 最大出力:145ps / 5,600rpm
  • 最大トルク:21.0kgm / 3,200rpm
  • トランスミッション:5MT
  • 駆動方式:FR
  • サスペンション(F/R):ストラット / セミトレーリングアーム
  • ブレーキ(F/R):ベンチレーテッドディスク / ディスク
  • 最高速度:193km/h以上
  • 0-400m加速:16.47秒

「TV・マンガで活躍」

  • サーキットでレース活動をすることはなかったが「ジャパン」は、TVで活躍。

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(出典:clicccar.com)

  • おなじみTVドラマ:「西部警察」には、「マシンX」で登場。

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(出典:www.ms-plus.com)

  • 「スカイライン ジャパン 4Dr 2000ターボ (HGC 211型)」
  • 漫画:「シャコタン☆ブギ」では、弥生のホイール、チンスポ、板バネ、バーフェン、ビタローニ、オイルクーラーでカッコいいです。

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(出典:www.suruga-ya.jp)

  • 漫画:「よろしくメカドック」では、「シルエットフォーミュラ」仕様。

カスタムモデル

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(出典:www.ms-plus.com)

  • 定番カスタムメニューですね。

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(出典:usedcameranews.jp)

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(出典:www.flexnet.co.jp)

  • F:8J R:10.5Jのワタナベホイールがイイですね。

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(出典:www.garage-in.jp)

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(出典:minkara.carview.co.jp)

  • 圧倒的な存在感を放った「グラチャン」仕様のジャパン。極太マークIIIのホイール、ローレルグリルが渋い。

現在の中古車相場

  • 気になる「スカイライン・ジャパン」の中古車相場です。
  • 前期型:150万円~300万円
  • 後期型:150万円~300万円
  • L28エンジン搭載チューニング:ASK
  • フルノーマルの個体は、めったになく大抵チューニングされて、L28エンジン乗せ換え、ソレックス、タコ足、ストレートマフラーが定番カスタムメニューとなっています。ベース車に定番メニューの公認取得済みにするとなるとプラス50万円以上はかかるようです。

まとめ

  • 排気ガス規制という大きな壁によって「牙を抜かれたスカイライン」などと呼ばれながらも、そのスタイルは「ハコスカ」、「ケンメリ」をしっかりと継承し、スカイライン初の「ターボ」搭載で、国産の量産モデルではNO.1の最高速を誇っていた「ジャパン」。その後、「ターボの日産」と呼ばれる土台を築いたモデルです。今やL型エンジン搭載モデルとして「ハコスカ」、「ケンメリ」につづく人気車種としてファンを引き付けています。まぎれもない日産の「名車」と言えるモデルです。
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名前:シマシマ 
出身:福岡(1979年生)

博多の豚骨ラーメンと博多明太子で育ち、自然界に興味を持ち、島の生活に憧れ、国境の島「対馬」に移動。現在、「自営」を行なっており、家族で島の美しい海や山、面白い動植物に囲まれ、島のライフスタイルを楽しんでいます。車やバイクも好きなので趣味で遊んでいます。島のライフスタイルや気になる情報などをご紹介しています。