スカイラインRS(DR30) 「史上最強のスカイライン」?「異端児」?

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「スカイラインRS(DR30)」

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  • 通称「鉄仮面」「異端児」と呼ばれたのは、6thスカイラインです。
  • フロントグリルレスのマスクから「鉄仮面」の愛称で呼ばれる6thスカイラインは、直線基調のボディに「赤/黒」「ガン/黒」カラーが定番です。
  • ポール・ニューマン仕様のモデルもあり「ニューマン・スカイライン」とも呼ばれていました。登場したのは、1981年8月です。
  • 当初の仕様は、先代モデル「ハコスカ」「ケンメリ」「ジャパン」から搭載される直列6気筒の「L20型」エンジンを搭載していました。
  • しかし、同年の10月に最上級スポーツモデルの「スカイラインRS」を登場させています。
  • ファンを驚かせたのは、エンジンで伝統の直列6気筒ではなく、直列4気筒だったのです。それゆえに「異端児」と呼ばれることになりました。

FJ20ET

FJ20型エンジン(photo:wikipedia)


搭載エンジン「FJ20型」

  • 搭載されていた直列4気筒エンジンは、「FJ20型」です。
  • 商用車用のH20型のブロックをベースとしていたためにブロックの耐久性が高く、500PS以上のチューニングにも耐えられるものでした。
  • エンジンヘッドは、名機「S20型」以来のDOHC 16バルブヘッドを持ち、パワーロスの少ないチェーン駆動でした。
  • 世界初のシーケンシャルシステムを採用したインジェクション「ECCS」というインジェクション仕様の燃料噴射装置が装備され、NAで150PS/6,000rpm、18.5kgm/4,800rpmという数字でした。
  • その後、「FJ20型」は、1983年にターボを搭載し「史上最強のスカイライン」というキャッチコピーで「RS TURBO」が登場しました。
  • 同年の8月にマイナーチェンジで「鉄仮面」となります。
  • そしてターボモデルの「FJ20ET型」で、190PS/6,400rpm、23.0kgm/4,800rpm、ICターボモデルの「RS TURBO C」では、205PS/6,400rpm、25.0kgm/4,400rpmと向上しました。
  • 味付けは、かなりのドッカンターボで急激にブーストが立ち上がる感じのフィーリングです。
  • 車自体は、サスペンションなど、フロントがストラット/コイルでリアがセミトレーリングアーム/コイルと「ハコスカ」から変わらない旧型の足回りだっために、いわば「直線番長」と言ったところです。

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RS TURBO-C(photo:wikipedia)


「RS」とは?

  • RS」は、「レーシング・スポーツ」を意味し、その名の通り1983年5月にサーキットに復活しました。
  • 実に50連勝という偉業を達成した伝説の3thモデル「ハコスカ・GT-R」から10年後のことでした。
  • サーキットにに姿を現した「スカイラインRS」は、「赤/黒」カラーに現代のGTマシン以上の迫力ある大型のエアロを身に纏っていました。
  • といっても市販モデルのようなボディを被せているだけで、フレームはパイプフレーム、エンジンも「LZ20B」というレース専用設計のエンジンを搭載し590PS以上のパワーを絞り出していました。
  • しかし、この「TOMICA」カラーのスーパーシルエットのスカイラインがサイドマフラーから炎を吹き出している姿、タービンの機械音を響かせスライドしながら加速する姿はカッコイイです。
  • 「RS」モデルはマイナーチェンジごとにポテンシャルを向上させていくことになります。
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1983年型 SKYLINE RS TURBO


SKYLINE RS TURBO 主要諸元

  • エンジン形式:1,990cc 直列4気筒 DOHC 16バルブ ターボ(FJ20ET)
  • ボア × ストローク:89mm × 80mm
  • 圧縮比:8.0:1
  • 最大出力:190PS / 6,400rpm
  • 最大トルク:23.0kgm / 4,800rpm
  • サスペンション(F/R):F ストラット / コイル・R セミトレーリングアーム / コイル
  • ブレーキ(F/R):ベンチレーテッドディスク / ディスク
  • 全長 × 全幅 × 全高:4,620 × 1,675 × 1,385(mm)
  • ホイールベース / トレッド:2,615mm / (F/R):1,410mm / 1,400mm
  • 車両重量:1,165kg
  • 0-400m加速:15.4秒
  • 最高速度:212km/h以上

まとめ

  • 「RS(レーシング・スポーツ)」と名付けられた6代目スカイラインは、「ハコスカGT-R」以来のサーキット復活によって文字通りモータースポーツで大活躍を見せ圧倒的な迫力とターボパワーで強い印象を残したモデルです。
  • 唯一の4気筒エンジン搭載であるゆえに「異端児」と言われている6代目モデルは、市販モデルでもFJ20型エンジンを500PS以上にチューニング可能であることから「史上最強のスカイライン」という名を欲しいままにした名車と言えます。

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名前:シマシマ 
出身:福岡(1979年生)

博多の豚骨ラーメンと博多明太子で育ち、自然界に興味を持ち、島の生活に憧れ、国境の島「対馬」に移動。現在、「自営」を行なっており、家族で島の美しい海や山、面白い動植物に囲まれ、島のライフスタイルを楽しんでいます。車やバイクも好きなので趣味で遊んでいます。島のライフスタイルや気になる情報などをご紹介しています。