【日産・3th スカイライン】 C10型「ハコスカ」 まとめ

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【日産・3th スカイライン】

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通称:ハコスカと呼ばれる3thモデルの日産・スカイラインは、「GT-R神話」と呼ばれるモータースポーツでの活躍は、あまりにも有名です。

レースで勝つために開発された専用グレード「GT-R」は、この3thモデルから始まりました。

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(出典:showa-chronicle.com)

旧車を語るうえで外せない「ハコスカ」を振り返ってみたいと思います。


「4Dr / 2Dr」

  • 1968年:ハコスカ4Dr「GT(GC10) / GT-R(PGC10)」
  • 1968年8月に「日産」の社名でデビューした「スカイライン」となった初のモデルで、直列4気筒OHC1,500cc「G15型」エンジン搭載車、10月に直列6気筒OHC2,000cc「L20型」エンジンを搭載した「2000GT(GC10型)」が登場しました。
  • 1970年:ハコスカ2Dr「GT(KGC10) / GT-R(KPGC10)」
  • 1970年10月に2ドアハードトップモデルの「1800(KPC10型)」と「2000GT(KGC10型)」が登場しました。

「特徴・スペック」

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(出典:vabene-d.com)

  • 直線基調をベースに丸目4灯のヘッドライト、リアアーチに「サーフィンライン」、リアの四角4灯テールライトが特徴で、まさに「箱型」デザインのシルエットがポイントです。足回りは、7thスカイラインまで継承されることになったフロント:マクファーソンストラット、リア:セミトレーリングアームを採用しています。ホイールベースは、2Drは、4Drよりも70mm短縮されています。また「GT-R」では、ボディサイズが異なっていることも特徴です。

「4Drモデル:スペック」

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(出典:d1019000.hosting-sv.jp)

  • 「GT(GC10)/ GT-R(PGC10)」
  • 全長:4,400mm / 4,395mm
  • 全幅:1,595mm / 1,610mm
  • 全高:1,390mm / 1,385mm
  • ホイールベース:2,640mm
  • トレッドF:1,325mm / 1,370mm
  • トレッドR:1,320mm / 1,365mm
  • 車両重量:1,095kg / 1,120kg
  • サスペンション(F/R):マクファーソンストラット / セミトレーリングアーム
  • ブレーキ(F/R):ディスク / ドラム

「2Drモデル:スペック」

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(出典:rockyauto.co.jp)

  • 「GT(KGC10) / GT-R(KPGC10)」
  • 全長:4,330mm / 4,330mm
  • 全幅:1,595mm / 1,655mm
  • 全高:1,375mm / 1,370mm
  • ホイールベース:2,570mm
  • トレッドF:1,325mm / 1,370mm
  • トレッドR:1,320mm / 1,365mm
  • 車両重量:1,115kg / 1,100kg
  • サスペンション(F/R):マクファーソンストラット / セミトレーリングアーム
  • ブレーキ(F/R):ディスク / ドラム

「エンジン:GT / GT-R」

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(出典:blogs.yahoo.co.jp)

  • エンジン形式:L20型(直列6気筒SOHC) / S20型(直列6気筒DOHC)
  • 総排気量:1,998cc / 1,989cc
  • ボア × ストローク:78.0 × 69.7 / 82.0 × 62.8(mm)
  • 圧縮比:9.5:1 / 9.5:1
  • 最高出力:130PS/6,000rpm / 160/7,000rpm
  • 最大トルク:17.5kgm/4,400rpm / 18.0kgm/5,600rpm

「年代別モデル」

1968年・1969年:「前期型」

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(出典:cliccar.com)

  • グリル:3ピース
  • テール:ワンテール
  • ステアリング:ベース部分スチール製シルバー(他年式:プラスチック製(黒))
  • 三角窓ステー:ステンレス製(他年式:黒)
  • フェンダーミラー:足の形状がシャープ(他年式は丸形状)
  • フェンダーナット:六角ボルトに数字「4」の文字(他年式:+)が入っている。
  • ラジオアンテナ:左フェンダー(他年式:Aピラー)
  • ライト枠:取り付けステー有(他年式はなし)
  • パーキングランプ:無
  • ブレーキ配管:エンジンルーム内集合部の形状が異なる。
  • ストラット:アッパーマウント形状が異なる。
  • 給油口:ゴム枠有
  • ボンネットヒンジ:スペーサー有
    フロントエンブレム:プラスチック製
  • テールランプ穴:他年式より長方形が長い、テールランプ枠は3ヵ所(他年式6ヵ所)で留めている。
  • オーバーライダー:メッキのベースにゴムが装着
  • 灰皿:手前タバコ部分が金属製
  • グローブボックス:skylineの文字が別部品であり、フタの下がスチール製
  • センターコンソール下部:ビニールカバー
  • ダッシュボード横空気口裏:ネジ止め
  • シート調整レバー:金属メッキ
  • スピーカー:別部品

 

1970年:「中期型」

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(出典:kakaku.com)

  • グリル:1ピース
  • フロントエンブレム:プラスチック製
  • オーバーライダー:ゴム製
  • 灰皿:プラスチック製
  • グローブボックス:skylineの文字がフタと一体式、フタ下がプラスチック製
  • ダッシュボード横空気口裏:スチールビス止め
  • シート調整レバー:プラスチック製(黒)
  • スピーカー:ダッシュボードに穴あけ加工

 

1971年・1972年:「後期型」

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(出典:carcast.jp)

  • サイドマーカー:黄色(1971年)
  • サイドマーカー:オレンジ(1972年)

1972年9月:4th「C110型(ケンメリ)」へモデルチェンジ。


「GT-R」

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(出典:www.nostalgic.co.jp)

1969年(昭和44年)2月に「スカイラインGT-R」が4ドアセダンボディでデビューしました。エンジンは、「プリンス自動車工業」が開発したプロトタイプレーシングマシン「プリンス・R380」の「GR8型」エンジンをデチューンし市販化した「S20型」エンジンが搭載されており、総排気量:1,989cc 直列6気筒 DOHC 24バルブ、圧縮比:9.5:1から最高出力:160/7,000rpm、最大トルク:18.0kgm/5,600rpmを発生し、最高速度:200km/h以上のポテンシャルでした。

「モータースポーツ」

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(出典:plaza.rakuten.co.jp)

モータースポーツ必勝のもとに誕生した「GT-R」は、発売から3か月後のJAFグランプリでデビューし、見事に優勝を飾っています。その後、1970年(昭和45年)10月に2HTの「GT-R」にスイッチ。この2HTモデルは、ホイールベースは2,570mmで、4ドアセダンに対して70mm短縮されており、富士スピードウェイを走り、ラップタイムで2分を切るために計算されたホイールベースの長さでした。この計算は、その後の活躍で証明されています。1972年(昭和47年)3月に栄光の50勝を達成。「GT-R神話」を築き上げることになりました。「GT-R」の生産台数は、「4ドアセダン(PGC10型)」が832台、「2ドアハードトップ(KPGC10型)」が1,197台となっています。


「ストリート」

「GT-R仕様」:

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(出典:racingcar.ready.jp)

  • 「GT-R」のモータースポーツでの活躍から「外装を「GT-Rエンブレム」、「Rカット」、「オーバーフェンダー」、「100リッタータンク」、「透明ガラス」に変更するGT-R仕様」にカスタムすることが流行しました。また、エンジンを「L20型」→「L28改3.1L」や「L26改L28」に換装し、「MSD」、「オイルクーラー」追加、キャブレターを「SOLEX」「WEBER」変更、タコ足、デュアルマフラー、などに変更するチューニングも流行りました。

「グラチャン仕様」:

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(出典:usedcarnews.jp)

  • 富士グランチャンピオンシリーズの影響から「派手なボディペイント」「前後ワークスフェンダー」「ダミーオイルクーラー」「車高短」等にカスタムする「グラチャン仕様」も流行りました。

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「映画や漫画でも活躍」

「ハコスカ」は、モータースポーツにとどまらず、映画や漫画でも活躍しています。

映画:「ワイルドスピード 5 MEGA MAX」

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(出典:www.logsoku.com)

ブラックの「ハコスカ」が登場します。

 

映画:「シャコタン☆ブギ」

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(出典:www.plamoya.net) 

ジュンちゃんのワークス仕様の「ハコスカ」が登場します。 

 

映画:「ヘイ!オイラーズ」

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(出典:minkara.carview.co.jp)

「KPGC10(ハコスカ)」vs「R32(BCNR32 GT-R)」のバトル。 

 

漫画:「GTロマン」

www.amazon.co.jp 1

(出典:www.amazon.co.jp)

メインキャラクターのカフェマスターが「KPGC10」のオーナーです。

 

漫画:「シャコタン☆ブギ」

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(出典:gomafuomoblog.fc2.com)


「カスタムモデル」

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(出典:matome.naver.jp)

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(出典:rockyauto.co.jp)

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(出典:www.flexnet.co.jp)

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(出典:www.g-works-web.com)

フルワークス仕様のカスタムまで幅広い「ハコスカ」、どれもカッコいいです。


現在の中古車相場

  • 2Drモデル:400万円~
  • 4Drモデル:350万円~
  • GT-R:1,000万円~

すべてのモデルにプレミアが付き高級車になってしまいました。価格は、これからも高騰していくことでしょう。


まとめ

日本の名車として必ず挙げられる「スカイライン」。そして、その中でも「スカイライン=モータースポーツ」の図式を定着させたモデルであり、プロトタイプレーシングマシンのデチューンエンジン「S20型」エンジンを搭載して伝説を残してきた「ハコスカ」は、これからもファンを魅了していくことでしょう。

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名前:シマシマ 
出身:福岡(1979年生)

博多の豚骨ラーメンと博多明太子で育ち、自然界に興味を持ち、島の生活に憧れ、国境の島「対馬」に移動。現在、「自営」を行なっており、家族で島の美しい海や山、面白い動植物に囲まれ、島のライフスタイルを楽しんでいます。車やバイクも好きなので趣味で遊んでいます。島のライフスタイルや気になる情報などをご紹介しています。