【マツダ RX-7 Evo グループB】生産7台の激レアモデル

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【マツダ RX-7 Evo グループB】生産7台の激レアモデル

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当時「ロータリーロケット」の愛称で親しまれた「マツダ RX-7」の超貴重モデルといわれているWRCのグループBに参戦予定だった「マツダ サバンナ RX-7(SA22C型)」のデッドストックが発見され、9月にロンドンで開催されるオークションに出品されることで注目されています。

WRCラリーが改造範囲が非常に広範囲だったグループB全盛の1980年代においては、日本からも「トヨタ セリカ1800GT-TR」、「日産 240RS」などが参戦し、欧州のモンスター・ラリーマシンと激戦を繰り広げていました。そんな中でも、とりわけ異彩を放っていたのが、マツダの「サバンナ RX-7」だったのです。1984年−1985年に参戦したこの「マツダ サバンナ RX-7(SA22C型)」のグループBマシンは、それに先立つ1982年シーズンにグループ2クラスに初参戦し、1983年には本格参戦を目指しマツダラリーチームヨーロッパが設立され、1984年からグループBに参戦したというマシンでした。

パワーユニットとなる搭載エンジンは、ロータリーエンジンのノーマルの「12A型」から最大出力:300psを発生するチューンド「13B型」に換装されていました。そして当時、4WDシステムへと駆動方式が傾きつつある中で駆動方式は後輪駆動(FR)のままでした。それでも、1985年のアクロポリスラリーでは3位に入賞しています。

しかし、レギュレーションの変更でより改造範囲がより広がったことによって、ライバルマシンたちはホモロゲーション制度を利用して、よりハイパワーなエンジンをミッドシップに搭載し、駆動方式も4WDに変更したモンスターマシン「アウディ クワトロ」、「ランチャ デルタ」などを送り込んできていました。それゆえに「マツダ サバンナ RX-7 Evo グループB(SA22C型)」は、オーソドックスなFRレイアウトに最大出力:300psでは、4WD、500psオーバーのライバルに歯が立たず、1985年シーズンをもって一旦参戦中止しました。より市販モデルに近いグループAの時代になって、「マツダ ファミリア4WD」としてWRCに復帰するという経緯を辿ることになったのでした。

それゆえにオークションに登場予定の「マツダ サバンナ RX-7 Evo グループB(SA22C型)」は、グループBマシンとしては2シーズンしか活躍しなかったワケですが、実はこのマシンは7台作られたようです。ところがその中の1台は実戦に投入されず、ベルギーにあるマツダ・ヨーロッパの倉庫に保管されていたのでした。その後、1990年代前半にはコレクターの手に渡りましたが、このマシンは、ほとんどエンジンに火が入れられることはなかったそうです。ですから7台製作された中でも超レアなマシンとして、9月にロンドンで開催されるRMサザビーズのオークションに出品されることで注目されているのです。

これまでもグループB関連マシンが出品されることはありましたが、いずれも当時のホモロゲーション・モデル(認可を得るための市販モデル)だったり、実戦投入歴のあるマシンばかりでした。今回の「マツダ サバンナ RX-7 Evo グループB(SA22C型)」のように、実戦に投入されずそのままデッドストックになっていたマシンが出品されるのは貴重なケースだといいます。歴史的価値がどの程度あるのかわからない「マツダ サバンナ RX-7 Evo グループB(SA22C型)」ではあるものの、いくらで落札されるのか関係者でも予想がつかないとのことです。

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名前:シマシマ 
出身:福岡(1979年生)

博多の豚骨ラーメンと博多明太子で育ち、自然界に興味を持ち、島の生活に憧れ、国境の島「対馬」に移動。現在、「自営」を行なっており、家族で島の美しい海や山、面白い動植物に囲まれ、島のライフスタイルを楽しんでいます。車やバイクも好きなので趣味で遊んでいます。島のライフスタイルや気になる情報などをご紹介しています。