【OSR32】生産2台R32GTRのOS技研チューンのスペック

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【OSR32】生産2台R32GTRのOS技研チューンのスペック

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破竹の49連勝という金字塔を打ち立てスカイライン伝説を築いた「スカイラインGT-R(KPGC10 / PGC10:ハコスカGTR)」、そして「S20型」エンジンを搭載し、「GT-R」のバッジを与えられながらも大きくなったボディ、排ガス規制、「マツダ」のロータリー搭載マシンの台頭などによってモータースポーツへの参戦はおろか、わずか197台ともいわれる生産台数から幻ともいわれた2代目「GT-R(KPGC110:ケンメリGTR)」のあと、「GT-R」登場の噂はあっても実現しないまま時代は過ぎてしまっていました。その間、スカイラインは「ターボ」の搭載、「DOHC」の熟成、サスペンションシステムなど電子制御の精度向上などによって「GT-R」の復活に向けてことを進めていました。そして、「昭和」が終わった1989年(平成元年)に8代目の「スカイライン」へのモデルチェンジとともに、3代目「GT-R(BNR32)」が登場しました。「ATTESA E-TS」、「Super HICAS」といった当時の最新デバイスに加え、エンジンに専用設計された「RB26DETT型」を搭載していることに加えて、「R32 GT-R」は、「日産・フェアレディZ(Z32型)」、「インフィニティ・Q45(G50型)」とともに、日本初の300PS車としてトリオで発売される予定でした。しかし、当時の諸事情により実施された自動車馬力規制により、いずれも日本向けは280PSとされてのデビューとなっていました。


「GT-Rの特徴」

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専用開発された「RB26DETT型」エンジンの排気量は、2.6Lという当時としては“中途半端な”排気量設定がされていますが、これは当時のグループA規格で行われていた日本のツーリングカーレースの最高峰、「全日本ツーリングカー選手権(JTC)」のレギュレーションに対応させたことが理由でした。いわば、レースで勝利するために開発された市販エンジンだったのです。しかも「ハコスカ/ケンメリ」の「S20型」エンジン同様にモータースポーツ参戦を前提に開発されていたものであったため、市販車の平均的な水準をはるかに上回るエンジン強度を誇り、出力も280PS/36kgf·mを達成するなど非常に強力なエンジンとなっています。ちなみに「RB26DETT」の意味は、Response Balance 2600cc DOHC Electronic Twin Turboの英字の頭文字をとった言葉です。

足回りも「ATTESA E-TS」・「Super HICAS」を搭載し、FRから4WDとなっており、ATTESA E-TSは、基本的には後輪を駆動させ、前後4輪の車輪速度センサにより、トルクを前輪に0:100 – 50:50の範囲で配分するためコーナリングでは、後輪駆動車のような走りが可能となっていました。なお、エクステリアデザインにおけるGT系の標準モデルとの違いは、専用16インチアルミ鍛造ホイール、前後フェンダーの拡幅化、アルミ製フロントフェンダーおよびアルミボンネット採用、フロントグリルの追加、専用フロントバンパー、専用リアウィングが挙げられます。


  • 「スカイライン GT-R(BNR32型)」:スペック

  • 年式:1989年
  • 型式:BNR32
  • 全長 × 全幅 × 全高:4,545mm × 1,755mm × 1,340mm
  • ホイールベース:2,615mm
  • トレッド(F/R):1,480mm / 1,480mm
  • 車両重量:1,430kg
  • エンジン型式:RB26DETT
  • エンジン形式:直列6気筒直 DOHC 24バルブ IC ツインターボ
  • 排気量:2,568cc
  • ボア × ストローク:86.0mm × 73.7mm
  • 圧縮比:8.5
  • 最高出力:206kW(280ps) / 6,800rpm
  • 最大トルク:353N・m(36.0kgm) / 4,400rpm
  • サスペンションシステム(F/R):マルチリンク
  • ブレーキシステム(F/R):ポットベンチレーテッドディスク
  • タイヤサイズ(F/R):225-50-R16 92V

「OSR32」:スペック・価格

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今回のマシンは、動態保存を基本としたGLION(ジーライオン)ミュージアムと、チューニングパーツメーカーのOS技研がコラボして生み出された車両となる「OSR32」。製作を手掛けたのは「GOS LABO.(ジオスラボ)」。クルマは骨格と言えるボディのサビや腐食箇所を取り除き、必要に応じてパネルも交換。機関系はオーバーホールなどを施しフルリフレッシュ。外装もモール類を入れ替えてオールペンを施して仕上げられている。

エンジンは新車プラスαの性能とコンディションを求め、オイルポンプ、ウォーターポンプ、エンジンマウンドなどを新品にしてフルオーバーホール。その際、ピストンはOS技研の87φ鍛造タイプ(OSR32専用)が投入された。この車両は、良好な純正タービンが再装着されたが、エンジン仕様的には純正交換タイプのタービン程度なら問題なく対応、耐久性も保たれる。流通車両の多くに劣化が見られるカムカバーまわりやサージタンクは、OS技研のイメージカラーであるライトブルーの結晶塗装で染められ美しい仕上がりとなっている。

排気系はフジツボのフロントパイプにサード製キャタライザー、エンドマフラーはフジツボのレガリスRへと繋がる完全合法レイアウト。

室内は基本的にBNR32のオリジナルを残したリフレッシュ仕上げ。

シートはブリッドの輸入車用プレミアムブランド“edirb(エディルブ)”を装着している。

足元はワークマイスターS1の3ピースモデルに、245/40-18サイズのアドバンネオバAD08Rという組み合わせ。サスペンションはGOSオリジナル車高調。ブレーキはBNR34用のブレンボキャリパーにディクセルローターのセット。ブレーキマスターやブレーキラインも交換済み。

この「OSR32」は2台が製作&販売された後、プロジェクトはコンプリートカー製作から総合パーツ販売に形態を変えて進行。そのため、フルリフレッシュされたコンプリートカー仕上げの「OSR32」は超レアな個体。販売価格550万円を目指して開発されたコンプリートモデルでした。

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