【ハコスカ/S30Z】SEMAショー2018での注目された旧車

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【ハコスカ/S30Z】SEMAショー2018での注目された旧車

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世界的なカーイベントで毎年、旧車から最新モデルまで様々なカスタムマシンが公開される「SEMAショー」。今回は、今年の「SEMAショー2018」で注目された「ハコスカ」の愛称で親しまれている「日産:スカイライン(C10型)」と「サンマル(S30型)」、「Z(ズィー)カー」と呼ばれる「日産(ダットサン):フェアレディZ(240Z)」のカスタムマシンをご紹介。


「ハコスカ・エクセディ仕様」

「エクセディ」のブースに展示された、3代目モデルの「日産:スカイライン(通称:ハコスカ/C10型)」です。日本では旧車の王道として人気のあるモデルですが、実は「R34型」までの歴代スカイラインはアメリカで販売されていませんでした。そのため、特に「ハコスカ(C10型)」や「ケンメリ(C110型)」は日本の旧車がブームになっているアメリカのファンにとって羨望の的となっているようです。

そのような環境の中、この個体はデトロイト在住のオーナーがユタ州のプロショップ「JDM Legends」社を通じて購入したものということです。エクステリアデザインは、カーボンシグナルのカーボンパーツやRSワタナベを装着し、パワーユニットとなるエンジンは、「L28型」に換装されています。


「S30Z・KONIG(コニング)仕様」

「KONIG(コニング)」社ホイールのブースに展示された「ダットサン・240Z(S30型)」は、エンジンをスワップしており「BMW・M5」からV型10気筒エンジンとトランスミッションをスワップしています。

また、インテリアもインパネまわりを移植したカスタムマシンです。エンジンには独立スロットルが備わり、ワイドボディやエアサスペンション、パワーステアリングも完備するなど、アメリカンカスタムのトレンドが盛り込まれています。オーナーは「B is for Build」の名義でYouTubeチャンネルやインスタグラムを運営している方です。


「ダットサン240Z・トーヨータイヤ トレッドパス仕様」

「トーヨータイヤ」社がスポンサードする展示スペース「トーヨータイヤ トレッドパス」に展示されたのは、「ダットサン・240Z」のカスタムマシンです。この個体はボディパネルをフルカーボン化しています。

こちらもオーナーの「Shawn Bassett」氏がガレージでハンドビルドしたカスタムマシンで、パワーユニットとなるエンジンはLS型V8を搭載しています。ワイドなボディパネルだけでなく、徹底した軽量化を施した内装の各部パネルにも自作したカーボンパネルを使用しています。この個体は2019年のパイクスピーク・ヒルクライム、アメリカ国内を転戦するグローバル・タイムアタックに参戦する予定とのことです。


「240Z・バトル・オブ・ビルダーズ受賞モデル」

日本国内では、デビュー当時は「L20型」、「S20型」の排気量2,000ccのモデルのみでしたが、アメリカでは「L24型・2,400cc」を搭載した「ダットサン・240Z」などの車名で販売されていました。

「MOMO」や「CCW」ホイールの共同ブースに展示されたのは、オーナーの「Kyle Kuhnhausen」氏がメタルワークから配線まで、ほぼ自ら作業して作った「ダットサン・240Z」のカスタムマシンです。エンジンはアメリカンV8のLSに換装されていて、ワイドボディやレーシーなフロントスプリッターが特徴的なエクステリアデザインです。ちなみに優秀な出展車を表彰する「バトル・オブ・ビルダーズ」で、見事トップ4の座に輝いたカスタムマシンです。


「ダットサン240Z・Z CAR GARAGE仕様」

カリフォルニア州サンノゼにあるフェアレディZ専門店「Z CAR GARAGE」が手がけた1970年型の「ダットサン・240Z」カスタム。

「ポルシェ・934」で有名なイェーガーマイスターカラーにパンデムエアロキット、OS技研のLSD、ZCG製ブレーキ、ロールケージなどを装着したカスタムマシンです。2018年9月に開かれた日本車イベントにおいて1位を獲得した実績を持つ個体です。

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