【フェラーリSP38】 伝説のF40・美しい308のオマージュ

この記事は3分で読めます

【フェラーリSP38】 伝説のF40・美しい308のオマージュ

あわせて読みたい記事:【テスタロッサケーニッヒ】外観、馬力でフェラーリに訴えられた?

あわせて読みたい記事:【ランチア・ストラトス・コンセプト】MAT社が25台の生産発表

あわせて読みたい記事:【ポルシェ911 GT3R】大幅な変更がされたマシンのスペック

フェラーリ社が伝説のモデル「フェラーリ・F40」やフェラーリらしい最も美しいデザインといわれる「フェラーリ・308GTB」などをオマージュしたモデルとして「フェラーリ・SP38」を発表しました。


「ベースモデルは488GTB」

ベースモデルとなっているのは「フェラーリ・488GTB」であり、そのベースモデルのスペックとしてはパワーユニットにV型8気筒の3,902ccの488GTB専用に開発されたIHIツインスクロールターボチャージャーを搭載したエンジン。このパワーユニットは「フェラーリ・458イタリア」よりも600ccダウンサイジングされたものの、100PSの出力アップとなっています。また車体のデザインは従来フェラーリのデザインを手掛けた「ピニンファリーナ」ではなく、「ラ・フェラーリ」同様フェラーリ社内のデザインセンターが手掛けていました。両ドアはサイドに設置されたインテークへの吸気流量が最大に採れるようにと大きくえぐられた形状となり、そのサイドインテークはカーボンの板により空気は仕切られ上段がエンジンに導かれ、下段がインタークーラーに導かれる構造となっています。

「フェラーリ・488GTB」:スペック

  • ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4,568×1,952×1,213mm
  • ホイールベース:2,650mm
  • 車重:1,475kg(空車重量)
  • 駆動方式:MR
  • エンジン:3.9リッターV8 DOHC 32バルブ ツインターボ
  • トランスミッション:7段AT
  • 最高出力:670ps(492kW)/8,000rpm
  • 最大トルク:760Nm(77.5kgm)/3,000rpm
  • タイヤ:(前)245/35ZR20 95Y/(後)305/30ZR20 103Y(ピレリPゼロ)
  • 燃費:11.4リッター/100km(約8.8km/リッター ECE+EUDC複合サイクル)
  • 価格:3,070万円

「フェラーリ・SP38がオマージュしたモデルたち」

「フェラーリ・F40」

「フェラーリ・F40」は、フェラーリの創始者である「エンツォ・フェラーリ」氏がその生涯の最後に、同社の「そのままレースに出られる市販車」という車作りの基本理念を具現化した、歴代フェラーリ生産車の中でも根強い人気を誇る車種といわれているモデルです。ボディデザインは「ピニンファリーナ」が担当しており、開発時のコードネームはル・マン24時間レースを意味する「LM」というものでした。特別なモデルであることはコードネームからも明らかですが、その発表もしかりで1987年7月21日にマラネロで開かれたこの車の発表会は当時89歳になる「エンツォ・フェラーリ」氏自身が出席し、発表を行うという特別なものでした。そして、そのポテンシャルは1988年マラネロにて、当時フェラーリのテストドライバーであった「ドリアード・ボルサーリ」氏によるドライブで、2方向の実測の平均で325.8km/hを記録しています。 日本でも茨城県谷田部町(現つくば市)の日本自動車研究所 (JARI) のテストコースにて、ベストモータリングなどによる動力性能テストにより0-400mで11.293秒(通過速度203.60km/h)、0-1000mで20.830秒というタイムを記録しました。

「フェラーリ・F40」:スペック

  • 全長×全幅×全高:4,430×1,980×1,130mm
  • 車両重量:1,100kg
  • エンジン形式:V型8気筒DOHCツインターボ(F120)
  • 排気量:2,946cc
  • 最高出力:478ps/7,000rpm
  • 最大トルク:58.8kg-m/4,000rpm
  • トランスミッション :5MT
  • 最高速度:324km/h
  • 1989年時の新車価格:4,500万円

「フェラーリ・308GTB」

1975年に、フェラーリはパリ・サロンにて「フェラーリ・308GTB」を発表しましたが、モデル名の「GTB」の「B」はベルリネッタの意しています。美しいラインを持つクーペ(ベルリネッタ)ボディのスタイリングは「ピニンファリーナ」のデザインですが、このモデルのデザイナーの「レオナルド・フィオラヴァンティ」氏は、個人的に今も「フェラーリ・308」を所有し続けていると雑誌のインタビューで答えています。それほど、デザインに自信を持っており、その評価はフェラーリ史上「最も美しい」とされています。

「フェラーリ・308GTB」:スペック

  • 全長×全幅×全高:4,230×1,720×1,120mm
  • 車両重量:1,090kg
  • エンジン形式:V型8気筒DOHC
  • 排気量:2,926cc
  • 最高出力:255ps/7,700rpm
  • 最大トルク:30.0kg-m/5,000rpm
  • トランスミッション :5MT
  • 最高速度:252km/h
  • 1976年当時の新車価格:1,350万円

「フェラーリ・SP38」:スペック・価格

  • (出典:motor1.com)

「フェラーリ・SP38」は、ベースモデルの「フェラーリ・488GTB」と基本的にはスペックに変更はないようです。

  • (出典:motor1.com)

それでも「フェラーリ・F40」と同様にツインターボエンジンを搭載し、700psほどの最高出力に最新の空力や動力性能を伴ったポテンシャルは、強烈なスペックといえます。

  • (出典:motor1.com)

また「フェラーリ・308」のエクステリアデザインと「フェラーリ・F40」のリア周りのデザインを取り入れているようです。

  • (出典:motor1.com)

価格はワンオフモデルということもあり、3億円オーバーということになりそうです。

Related Post


  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

関連記事

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

管理人:CIMASHIMA

管理人:CIMASHIMA

幼い頃に近所にあったDR30スカイラインのスーパーシルエット仕様に衝撃を受けて、車の魅力に取りつかれる。その後、行きつけの駄菓子屋のオバちゃんが910ブルーバードnismoバージョンを購入し車好きが加速。そして、憧れだったDR30を免許取得後に購入し、イジって乗り回すもエンジンブローで最期を迎えてしまう。今となっては思い出となるも旧車やカスタムマシンなど、今も気になるマシンは数知れず。そんな世界の名車やカスタムマシンたちの情報をお届けするブログです。

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。