【ディーノ・ベルリネッタGT】66年型のプロトタイプのスペック

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【ディーノ・ベルリネッタGT】66年型のプロトタイプのスペック

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アメリカのカリフォルニア州ペブルビーチで今月24日と25日に行われるオークションで、1966年製の「フェラーリ・ディーノ ベルリネッタGT」が登場とのことで注目されています。注目されている理由は、この「フェラーリ・ディーノ ベルリネッタGT」の後に量産されることになる「ディーノ 206 GT」につながる2台目のプロトタイプのモデルだからです。そもそも「ディーノ」とは、どのようなモデルなのか。それはフェラーリの創業者である「エンツォ・フェラーリ」の長男で1956年に夭折した「アルフレード・フェラーリ(愛称:ディーノ)」が病床でアイデアを出したとされる65度V型6気筒DOHCエンジンを持ち、V型12気筒エンジン搭載の既存車種とも区別するため、新しく長男の名前で「ディーノ」ブランドが与えられたモデルです。当時のF2用エンジンホモロゲートの条件となる台数確保のために、フェラーリが設計しフィアットが製作協力をしてエンジンを作成しフィアットはディーノスパイダー、ディーノクーペという名のFR駆動2車をフェラーリは1967年から1969年に製造しました。そして、dinoはプロトタイプを除いて全てのシャーシナンバーは偶数のみを使用していました。

  • (出典:jp.autoblog.com)

では、プロトタイプと市販モデルにはどのような違いがあるのでしょうか。一見すると量産型の「ディーノ 206GT」に酷似しているものの、注意深く見れば実は相違点がたくさんあるのです。

  • (出典:jp.autoblog.com)

まず一つ目の点として量産モデルではフロント・グリルの上にあるウインカーが、このプロトタイプはバンパーの下に配置されている点です。そして、2つ目が丸型のテールライトも量産された「ディーノ・206GT」は左右に2つずつだが、このプロトタイプでは長方形のクロームの上に3つの円形レンズが並んでいるという点です。

  • (出典:jp.autoblog.com)

さらに最大の違いは、2.0リッターV型6気筒エンジンがミドシップに縦置きされていることといえるでしょう。このエンジンは、1,987ccのアルミニウム鍛造製スリーブ入りV型6気筒エンジン(カムカバーはマグネシウム)で「ティーポ135B」エンジンは、最大出力:185PS/8,000rpm、最大トルク:17.85kgmを発揮し、内装なしの軽量ボディとストレートマフラーを備えたプロトタイプは235km/hを出したとされています。エクステリアデザインは、縦置きエンジンとしているゆえに「ディーノ 206GT」よりも全長が長く感じられるデザインです。量産化に向け最終的なデザインが決定する前に、「エンツォ・フェラーリ」氏の要望によってエンジンは横置きに改められたということです。ボディはテールエンドに向かって窄まっており、量産モデルではボディ後端に一体化されているダックテール形状のスポイラーが、このプロトイタイプにはないという点も特徴です。細部に見られる他の相違点は、サイドストレイクの上に装着されたクロームのバーです。

  • (出典:jp.autoblog.com)

「フェラーリ」の歴史の中でも非常に貴重なこのクルマには、落札価格として「200万~300万ドル(約2億2,200万円~3億3,300万円)」の値が付くと、ペブルビーチの公式オークションハウスである「グッディング&カンパニー」社は予想しているようです。当然ながら高額で、「ラ ・フェラーリ」発売時の価格の約2倍に相当する価格が予想されています。

  • (出典:jp.autoblog.com)

しかし、このクルマはまさに世界に1台しかないばかりか「フェラーリ」がV型6気筒ミドシップのロードカーを初めて世に送り出すという歴史に重要な役割を果たした個体です。そう考えると落札価格には、それだけの価値はあるといえるでしょう。

  • (出典:jp.autoblog.com)

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管理人:CIMASHIMA

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幼い頃に近所にあったDR30スカイラインのスーパーシルエット仕様に衝撃を受けて、車の魅力に取りつかれる。その後、行きつけの駄菓子屋のオバちゃんが910ブルーバードnismoバージョンを購入し車好きが加速。そして、憧れだったDR30を免許取得後に購入し、イジって乗り回すもエンジンブローで最期を迎えてしまう。今となっては思い出となるも旧車やカスタムマシンなど、今も気になるマシンは数知れず。そんな世界の名車やカスタムマシンたちの情報をお届けするブログです。

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