【ワイルドスピード】全く違っていた初期設定の脚本でのレティとは

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【ワイルドスピード】全く違っていた初期設定の脚本でのレティとは

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世界的な大ヒット映画『ワイルド・スピード』シリーズ。2001年から始まったカーアクション作品で、日本では『ワイスピ』という略称で親しまれている。多くの名車、旧車、スーパーカーが登場し、しかもカスタマイズされたマシンがカーアクションを繰り広げることでファンを魅了しています。最新作となる『ワイルド・スピード /ジェットブレイク』が公開予定もあり期待が高まっています。『ワイルドスピード / ジェットブレイク』の予告編は、公開後24時間でなんと累計5億回の再生数を突破して衰えぬ人気ぶりを世界に示しました。今回は、「ワイルドスピード」シリーズの中で女性キャラクターの中でメインとも言える「ミシェル・ロドリゲス」演じるレティに注目です。


「ワイルドスピードのレティ」:概要

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「ワイルドスピード」は、大迫力のアクションシーンだけではなく、ファミリーと呼ばれる仲間たちの絆も人気の一つとなっています。主人公は、「ヴィン・ディーゼル」が演じるドム(ドミニク・トレット)と「ポール・ウォーカー」演じるブライアン・オコナーです。そして、「ジョーダナ・ブリュースター」が演じるドムの妹ミア、「タイリース・ギブソン」が演じるローマン、「リュダクリス」演じるテズなど、個性豊かなメンバーが揃っており人気は上昇。その後、5作目の「ワイルドスピードMEGA MAX」からはルーク・ホブス役の「ドウェイン・ジョンソン」が加入、さらに6作目の「ワイルドスピードEURO MISSION」からはデッカード・ショウ役の「ジェイソン・ステイサム」がファミリーに加入したのでした。

その中でも「3人目の主人公」といっても過言ではないのが、「ミシェル・ロドリゲス」演じるレティでしょう。レティはドムの恋人で、凄腕のレーサーとして登場しました。シリーズ1作目の「ワイルド・スピード」に登場した時は、「レースウォーズ」のゼロヨンレースで素晴らしいドライビングテクニックでS14型シルビアのカスタムマシンでNOSを使用して、相手のFD3S型RX-7を打ち負かすシーンもありました。

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「ワイルド・スピード」の中でレティはずっとドムの恋人であり、様々な困難に見舞われながらもドムとの愛を誓うたくましいキャラクターです。しかし、初期のキャラクター設定では異なっていたということです。


「初期設定の脚本でのレティとは」

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実は、最初の脚本では、ドムとブライアンの間で揺れる三角関係を演じる予定だったということです。「ミシェル・ロドリゲス」はラテン系の両親を持つ、アメリカのテキサス州出身の俳優。家族に反対されながらも大きな夢を抱いて俳優になった彼女にとって「ワイルド・スピード」は、初めてのハリウッド映画出演だったそうです。そのため、はじめは脚本にあまり注意を向けていなかったそうです。しかし、脚本に書かれていたのはドムの他に、ブライアンともロマンスをする三角関係という設定だったそうです。

でも映画ではブライアンはドムの妹であるミアに一途で、ドムもレティに一途。なぜ「一途な男女」の物語になったかということについて「ミシェル・ロドリゲス」は次のようにコメントしています。「ラテン系の女の子が、男の中の男を裏切って可愛い白人男と浮気するなんて現実的だと思う?」と、脚本の設定に納得できなかったことをアメリカのDaily Beastに明らかにしています。そこで、せっかくもらった大役を辞める覚悟で、泣きながら「申し訳ないのですが、私は何百万人もの前でこんな役を演じられません」と訴えたそうです。「ミシェル・ロドリゲス」は当時を振り返り、「私は夢を生きたくて俳優になったの。そして、尻軽女になることは私の夢ではなかった」とコメントしています。そして当時、泣いている「ミシェル・ロドリゲス」のところにやってきたのが「ヴィン・ディーゼル」で「俺が味方する。落ち着いて俺に任せろ。君は正しいよ。しかも(この設定だと)俺がかっこ悪く見える」と言ってくれたそうです。そして「ヴィン・ディーゼル」が監督の「ロブ・コーエン」に掛け合ったこともあり、三角関係という設定は削除され、レティの現在のキャラクターは完成したということです。

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