【デンジャラス・ノッチ】愛車のエルシノアMT250公道レーサー

お笑いコンビ「デンジャラス」の「ノッチ」さんは、芸能界屈指のバイク好きとして知られ、その知識は専門的な深さと幅身につけておられるマニア。どの「ノッチ」さんが、2021年4月18日、自身のインスタグラムを更新され愛機と語る46年前のバイクをメンテナンスし、2ショットなどを公開されていました。どの愛車が超レアなモデルの旧車ということで注目されています。その愛車は「ホンダ・エルシノア」。現在では希少性やマニア好みというだけでなくレトロでオシャレなデザインから価格も高騰しているようです。

「ホンダ・エルシノア」

「ホンダ・エルシノア」、MT250とMT125は、昭和48年（1973年）5月に発売された公道走行可能なオフロードスポーツモデル。1970年前後にはじまったモトクロスレース・ブームを背景に生まれたもので、「ホンダ・エルシノア」、MT250とMT125は、それぞれ、市販モトクロスレーサーの「ホンダ・エルシノア」CR250MとCR125Mをベースに、一般公道走行のための保安部品（ヘッドライトやウインカーなど）を取り付けたモデルでした。

「ホンダ・エルシノア」MT250は、排気量248ccの空冷2スト単気筒エンジン（23ps）をセミダブルクレードルフレームに搭載し、5速ミッション、前21/後18インチホイールが組み合わされたモデルです。レーサーのCR250Mは、エンジンオイルをガソリンと混合させていたが（混合給油）、MT250は別体のオイルタンクを持つ分離給油方式が採用されています。なお、「エルシノア」という名称は、カリフォルニア州ロサンゼルス南東のエルシノア湖（レイクエルシノア）近くで行われていたオフロードレース「エルシノア・グランプリ」に由来しています。

「ホンダ・エルシノア」：スペック

タイプグレード名：ELSINORE MT250
型式：MT250SE
発売年：1973
全長 (mm)：2160
全幅 (mm)：890
全高 (mm)：1130
ホイールベース (mm)：1440
最低地上高（ｍｍ)：250
乾燥重量 (kg) ：118
車両重量 (kg) ：128
最小回転半径（ｍ）：2.3
乗車定員（名）：2
燃料消費率(km/L) ：40.0 測定基準50km/h走行時
エンジン機種類：2ストローク
気筒数：1
シリンダ配列：単気筒
冷却方式：空冷
排気量 (cc)：248 2スト・吸気形式ピストンリードバルブ
内径（シリンダーボア）(mm) ：70
行程（ピストンストローク）(mm) ：64.4
圧縮比（:1）：6.6
最高出力（PS）：23
最高出力回転数（rpm）： 6500
最大トルク（kgf･m）：2.6
最大トルク回転数（rpm）：5500
燃料供給方式：キャブレター
燃料供給装置形式：PW28
燃料タンク容量 (L)：8.5
満タン時航続距離（概算・参考値）：340.0
エンジン始動方式：キックスターター式
点火装置：マグネット式
点火プラグ標準搭載・型式：B7ES
搭載バッテリー・型式：6N6-3B
バッテリー容量 6V-11Ah
エンジン潤滑方式：分離給油（2スト）
2ストエンジンオイルタンク容量：1.30
クラッチ形式：湿式・多板
変速機形式リターン式：5段変速
変速機・操作方式：フットシフト
1次減速比：3.300
2次減速比：2.933
変速比：1速 2.234/2速 1.570/3速 1.159/4速 0.896/5速 0.717
動力伝達方式：チェーン
フレーム型式：セミダブルクレードル
キャスター角：59°30′
トレール量 (mm)：143
ブレーキ形式（前）：機械式リーディングトレーリング
ブレーキ形式（後）：機械式リーディングトレーリング
懸架方式（前）：テレスコピックフォーク
懸架方式（後）：スイングアーム式

「デンジャラス・ノッチさんが公開した愛車ホンダ・エルシノア」

「デンジャラス・ノッチ」さんがSNSで「先日自分の身体をメンテナンスしたので愛機エルシノアのメンテナンス」と記し、2枚の写真をアップしレアなモデルのバイクに注目が集まりました。

SNSには、「46年前のバイクですが元気！芸人も元気！」と続け、「ホンダ・エルシノア」も「デンジャラス・ノッチ」さんも元気いっぱいであることを強調。2枚目では、年季の入った車体の一部も披露していました。「バイク歴39年！自称芸能界イチのバイク好き！」を語る「デンジャラス・ノッチ」さん。愛車のメンテナンスもご自身でしっかりと行なっておられました。カスタム内容は、名優「スティーブ・マックィーン」仕様に仕上げられています。ウインカー、テールライト、サスペンション、タンク、サイドカバー…etc。