【ワイルドスピード×2】 チャレンジャーR/T426・スペック

この記事は4分で読めます

■□━━ 急げ、ドメインは早い者勝ち! ━━□■
     ■お名前.com

【ワイルドスピード×2】 チャレンジャーR/T426・スペック

あわせて読みたい記事:【ワイルドスピードX2】R34型スカイラインGT-R・スペック

あわせて読みたい記事:【トップガン】登場バイク・車「GPZ」や「ポルシェ」のスペック

あわせて読みたい記事:【湾岸ミッドナイト】S30悪魔のZの仕様・ベースモデルS130

「ワイルド・スピードX2(原題: 2 Fast 2 Furious)」は、2003年に公開の「ワイルド・スピード」シリーズ第2作。マイアミを舞台に前作『ワイルド・スピード』と同じくストリートレース及びスポーツコンパクトを題材にした車好きを魅了した映画ですが、多くの日本国産のスポーツカーがカスタマイズされており、この映画に登場した車種は、大変人気となっています。そのため、現在は日本から海外へ輸出される中古車も多いようです。


「ワイルド・スピードX2」:あらすじ

以前、LAにて強盗団の潜入捜査をしていたブライアンだったが、彼らとの交流から生まれた友情と、警察官という職業、どちらを取るかに悩み、最終的には、強盗団のリーダーであったドミニクを故意に逃がした上、警察官の職を放棄して逃亡した為、追われる身となっていた。各地を逃亡しつつ、流れ着いた先のマイアミで、ストリートレーサーとして、カリスマ的存在になっていたブライアンであったが、ある夜のレース後に、警官隊によって連行されてしまう。連行された先には、LAでの強盗団捜査の指揮を執っていたFBI捜査官がおり、ブライアンの検挙は、この捜査官の指示によるものであった。これまでの罪を免除する見返りとして、貿易会社を装う麻薬組織の囮捜査を強要されてしまい、ブライアンは、旧友のローマン・ピアースをパートナーとして捜査に乗り出すのだった。


「ワイルドスピード:チャレンジャー R/T 426 HEMI(1970年式)」:概要

ボディカラーは、オレンジ。登場人物「ダーデン」の愛車。カマロと同様の経緯でローマンがこの車を手に入れた車。後半の登場シーンでは、カマロ同様シートを飛び出し可能に改造。こちらは上手く作動し、シートとドアごとロベルトをうまく海に飛び出させた。ポテンシャルとしては、劇中でブライアンが最高出力について「425ps」とアドバイスしていました。


「ダッジ・チャレンジャーR/T 426HEMI」:スペック

  • 全長:4,859mm
  • 全幅:1,933mm
  • 全高:1,293mm
  • ホイールベース:2,794mm
  • トレッド(F/R):1,516mm / 1,542mm
  • エンジン形式:V型8気筒 OHV
  • 排気量:426cu.in(6,974cc)
  • 最高出力:425ps
  • 最大トルク:49.0kgm・f
  • 0-100km/h加速:6秒
  • 0-400m加速:13.8秒
  • 最高速度:226km/h

「ダッジ・チャレンジャー R/T 426 HEMI」:概要

「ダッジ・チャレンジャー」は、「プリムス・バラクーダ」のE-ボディをベースとして、ホイールベースを延長し、外装の薄板ボディへの変更など、大胆な変更が成されたモデルです。ボディ・デザインは1966年型の「ダッジ・チャージャー」をデザインした「カール・キャメロン」。そのデビューは1969年秋、兄弟車である「プリムス・バラクーダ」と共にに翌1970年型のニューモデルとしてデビューしています。クライスラー車のファンは、そのアグレッシブなスタイルを大歓迎しました。シンプルで飾り気が無い反面、スゴみのある「プリムス・バラクーダ」に対して、華やかでおしゃれな「ダッジ・チャレンジャー」というキャラクター性でした。


「ボディバリエーション」

ボディバリエーションは、2ドアハードトップ、リアクォーターウインドーを固定式としたクーペの2ドア・デュピティハードトップ、そして2ドアコンバーチブルの3種。グレードはベースモデルの「チャレンジャー」、豪華装備モデルの「チャレンジャーSE」、スポーツモデルの「チャレンジャーR/T」、そしてSE装備を施したR/Tである「チャレンジャーR/T SE」の4種。

さらに限定モデルとして、この年からワークス参戦することが決定していたSCCAトランザムレース用ホモロゲ取得モデルの「チャレンジャーT/A」が用意されていました。


「エンジンバリエーション」

エンジンのバリエーションはベースモデル&SEにはスタンダードに225cu:in(145hp)の直列6気筒を搭載。オプションには318cu:in(230hp)、340cu:in(275hp)、383cu:in(290&330hp)のV型8気筒が用意されていました。対してR/Tのエンジンラインナップは専用が多く、383cu:in(335hp)をスタンダードに、340cu:in(275hp)、440cu:in(375hp)、440cu:in6パック(390hp)、そして426cu:inヘミ(425hp)の4種をオプションとして設定していました。

ビッグブロックをスタンダードとして搭載するという設定は、「スーパービー」&「ロードランナー」の成功で学んだ手法であり、唯一のスモールブロックとして340を設定していた理由は、軽快なハンドリングを好むユーザーを想定していたものであり、パワー的には最小だったものの最強の426ヘミと並んで15インチホイール&60タイヤを標準装備していたのが特徴です。一方、レースカーホモロゲモデルのT/Aですが、こちらはレース用としてのビルドアップを前提としていた専用の340を搭載。ただしキャブレターが市販車としての魅力を増すために2バレルキャブを3連装としたいわゆる6パックとなっていたのが特徴。スポーツグレードの「R/T(ロード&トラックの意)」についてですが、標準エンジンは335hpの383マグナムという専用が用意されていたこのグレードには、440マグナム、440 6PACK、そして426ヘミという強力なオプションが設定されていました。中でも426ヘミは、約3000ドルの車両本体価格に対して1000ドル近くもの追加コストを必要とした高価なオプションであり、生産台数は極めて少なかったのが特徴。また「A103」と呼ばれていたこの時代の426ヘミ・エンジンは、1966年モデルと共にデビューした「A102」ヘミのマイナーチェンジバージョンであり、ストリートヘミとしては最終型に相当していました。デザインは基本的に1964年にデビューした純レース用エンジンである「A864ヘミ・エンジン」をルーツとしているものの、この初期型はNASCARストックカーとNHRAスーパーストックを対象とした純レース仕様であり、基本デザインはともかくディテールは別物だったということです。

ストリートヘミ・エンジンのSAEグロス出力は425hp(圧縮比10.25:1)というスペック。それに対して「A864レースヘミ・エンジン」の実馬力は約550hp以上(圧縮比12.5:1)に達していたといわれており、そのスペック以上に使われていたパーツ自体が大きく違っていたのです。「A102/103ストリートヘミ・エンジン」を「A864/900/117」といった純レースヘミへとグレードアップすることは決して不可能ではなかったものの、最も重要なコンポーネンツだった残留応力歪みを除いたシリンダーブロックは、そう簡単に入手できるパーツではなかったということです。現在までアマチュアレースは別として、NASCARやNHRAのトップカテゴリーで活躍したヘミモデルは、紛れもなくワークスがビルドアップを手掛けたレースヘミのみです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

関連記事

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

カテゴリー

芸能人

特集・まとめ

ランキング記事

管理人:CIMASHIMA

管理人:CIMASHIMA

今となっては思い出となる旧車やカスタムマシンなど、今も気になるマシンは数知れず。そんな世界の名車やカスタムマシンたちの情報をお届けするブログです。